過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい (写真叢書)

著者 :
  • 青弓社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787271266

感想・レビュー・書評

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  • 中平卓馬との対話に始まり中平卓馬との対話で終わる、インタビューや対談を主に集めた本。森山大道口語篇という感じだろうか。一部を除いてそれほど面白い話が語られるわけではないが、中平卓馬との対話「8月2日 山の上ホテル」などが再録されているのは貴重だし、嬉しい。

  • 手にとる。
    てきとーに開いたページからてきとーに読む。
    飽きたら即効で閉じる。(言うてもこれ対談集だし、結構分厚いしね。)
    んでまた別の時、てきとーに開いたページから読み出す。
    それがこの本のめぐの楽しみ方です。


    写真家・森山大道の、三十年分のいわゆる対談を集めたものです。
    おもしろい言葉であふれてますよ。
    そして、タイトルが大好きです。
    未来は懐かしいものという感覚も、過去は新しいという感覚も、恐ろしいくらいようわかります。時間というものが、過去から現在、現在から未来へ、と流れているとは思いません。むしろ、その逆で、未来から現在へ、現在から過去へ、流れているような気がする。というか時間軸なんて正しいものなのかな・・時間と空間、つまり時空に過去や未来などあるのかな。現在はあるとしても。
    未来は過去だし、過去は未来な気もするし・・
    とりあいず、最近めぐにとって世界は何でもアリすぎて困ってるんだよ。

    まぁこの人みたいに、一生何かを追いたいな。別に何も探してないよ、でも、いつもなぜか追ってみたくなるんだ、って感じでね。ただ考えたり味わったり通り過ぎたりすることが好きなだけで、答えなんて本当はいらないもんなぁ・・

著者プロフィール

1928年、大阪府生まれ。写真集に『Daido Moriyama Buenos Aires』(講談社)、『新宿』『大阪+』『ハワイ』(いずれも月曜社)、『サン・ルゥへの手紙』(河出書房新社)、『犬の時間』(作品社)、『仲治への旅』(蒼穹舎)、『にっぽん劇場写真帖』(新潮社)、『4区』(ワイズ出版)ほか、著書『写真との対話、そして写真から/写真へ』『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい』(ともに青弓社)、『犬の記憶』『犬の記憶 終章』(ともに朝日新聞社)、『昼の学校 夜の学校』(平凡社)、『もうひとつの国へ』(朝日新聞出版)ほか。

「2009年 『森山大道、写真を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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