音楽のグロテスク

制作 : 森 佳子 
  • 青弓社
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本棚登録 : 14
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787272300

作品紹介・あらすじ

『幻想交響曲』のベルリオーズが、自分の体験と当時の音楽事情をまとめた音楽評論集。ウイットに富んだ、ときにはシニカルなほどの文体でつづった人間観察に基づく評論と自身の内的世界の吐露は、時空を超えて21世紀の私たちにも多大な共鳴を与えてくれる。

感想・レビュー・書評

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  • 2009年3月21日購入

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プロフィール

19世紀ロマン派を代表するフランスの作曲家、指揮者、そして音楽評論家。1803年にフランス南部、ラ・コート・サンタンドレに生まれ、69年にパリで65年の生涯を閉じる。ベルリオーズの父親は医師で、決して音楽的な家庭環境ではなかったが、彼は子どもの頃からフルートやギターに親しんだ。その後パリで自らも医学を学ぶが、音楽に心を捕らわれ、パリ音楽院でル・シュールの教えを受けた。27歳のときの作品である『幻想交響曲』(1830年初演)は、いわゆる「標題音楽」の試みであり、女優ハリエット・スミスソンへの恋が原動力となって書かれたといわれる。その他『イタリアのハロルド』(1834年初演)、『ファウストの刧罰』(1846年初演)、そして彼が情熱を注ぎ込んだ大作オペラ『トロイアの人びと』(第2部だけ1863年初演)などが特筆すべき作品だが、『トロイア』は彼の存命中に全曲上演されなかった。また著作としては有名な『回想録』(2巻、1870年)の他に、『近代楽器法と管弦楽法大論』(1844年、改訂版1856年)があり、彼が新しいオーケストラの色彩を開発したことは大変重要である。

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