クラシック反入門

  • 青弓社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787272621

作品紹介・あらすじ

クラシックは艱難辛苦の果てにしか理解できないのだ! 時空を超えた価値があるクラシックを本当に自分のものとしてわかるためには最低限の知識を身につけろ! 甘口の入門書では神髄はつかめない! 「反入門」を標榜する特異な入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 許さん鈴木さんたちのいつもの本、とざっくり言っちまう(笑)
    のっけから、「今ののだめブームが気に食わん!!!!」とハッキリ言ってまうとこがらしいな~と思いやす(笑)気持ちはよく分かる(笑)しかし、まあのだめブームにのっかって、クラシック聞くようになった人が5%でも1%でも残ればいいんじゃないの?って思うんだけど、どうなんだかなあ。かく言う私も「クラシックファン」を名乗るには到底お粗末なレベルなんでな・・・。
    でもむか~し、エヴァ装丁で、エヴァに使われてたクラシック集めました!なアルバムを借りて聞いて、アレにはなんじゃこりゃっ!?と思いました。第九の4楽章とか入ってんだけど、音がひどいのなんの!なんでこんなひっでー録音の使ってんの?そんで3000円も取んの?百均でテキトーに買ってきた方がよっぽどマシだよ!!みたいなCDで。あれにはさすがに乗せられちゃイカンやろ、思ったなあ。
    そういえば友達が、携帯の着メロでパッヘルベルのカノンが、エヴァのアニソンとして登録されてた・・・と言っていた。そいつはスゲエ(笑)
    (と、すっかり話がそれておる)
    しかし許さんも鈴木さんもエボリたん好きなのね~v私も好きなので嬉しいわ~vDVD欲しいなー。日本のDVDデッキでも見れんのかなー?

  • クラシックはそんなお上品な音楽じゃないのよ!!!
    あんな爆音の演奏を、長々とひたすら聞き続ける…
    全て聞いたからこそ得られる境地…
    「入門」だなんて、一朝一夕で理解出来るほど軽くないのよ!
    なめんな!

    サクッと言ってしまうと、クラシック音楽の権威の著者の皆さんが、最近の簡単なクラシック入門書へのアンチテーゼとして、クラシック音楽への愛を解説を交えて炸裂させる内容です。

    クラシックお好きな方、そんな著者の熱意に共感出来る方は是非どうぞ。

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著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授。著書に『クラシックがしみる!』『問答無用のクラシック』『コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ』『オレのクラシック』『クラシック批評という運命』(いずれも青弓社)、『クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学』(講談社)、『世界最高のピアニスト』『生きていくためのクラシック』(ともに光文社)、『痛快!クラシックの新常識』(リットーミュージック)、『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』(ポプラ社)、編著に『クラシック知性主義』『絶対!クラシックのキモ』(ともに青弓社)、共編著に『クラシック・スナイパー』シリーズ、『クラシック反入門』(ともに青弓社)、共著に『クラシックCD名盤バトル』(洋泉社)など。

「2016年 『クラシックの秘宝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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