まだまだクラシックは死なない!

著者 :
  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787273079

作品紹介・あらすじ

「歴史の淘汰こそいちばんの批評」という考えに異を唱え、これまでになく未知の作品や作曲家のすばらしいアルバムを多く取り上げた第4弾! 「東日本大震災後のいまこそクラシックを聴きたい」というファンの心に応え「おっ! 意外!」なCDをガイドする。

感想・レビュー・書評

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  • 「死なないシリーズ」も4冊目。大げさな褒め具合には、ちょっぴり食傷気味だが、でもねえ、読むと買って聴いてみたくなってしまうんだよなあ。
    ミヨー「屋根の上の牛」はバーンスタインのCDが定番だが、ルノー・カプソンの新しいCDや、ダリウス・ミヨー自身の指揮のものも紹介していて、ほほうと思う。ミヨーの曲は、調の違う旋律が絡み合うというとんでもないやつだが、これがなかなかいいんだよなあ。
    アイネクライネナハトムジークの編曲版とかも面白い。昔の貴族たちはそういうピアノや弦楽四重奏曲への編曲を自分たちで演奏して楽しんでいたとか。優雅なもんだ。
    アメリカの作曲家リー・アクター(この本で初めて知った)のヴァイオリン協奏曲やティンパニー協奏曲のCDは、買っちゃったけど、これが掘り出し物だった。凄くいい。松本さんの言うとおりだった。
    有名無名の演奏家・音楽家のたくさんの掘り出し物が過激な誉め言葉で紹介されているので、やれやれ困ったものだ。

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著者プロフィール

1965年、愛媛県生まれ。WAVE、HMVのクラシックバイヤー、店長を経て独立。アリアCD店主として現在に至る。著書に『クラシック名盤復刻ガイド 』『どっこいクラシックは死なない!』『まだまだクラシックは死なない!』『やっぱりクラシックは死なない!』『このNAXOSを聴け!』(いずれも青弓社)など。

「2020年 『面白いほどわかる!クラシック入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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