ライブシーンよ、どこへいく

  • 青弓社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787273116

作品紹介・あらすじ

CDの売り上げ減に苦しむ音楽業界だが、それに反比例してライブコンサートやイベントは市場規模が拡大している。ライブハウス・クラブ・フェスティバル・発表会・インターネット・アキバ系など、各シーンの状況を活写してライブカルチャーの未来を展望する。

感想・レビュー・書評

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  • 津田さんが未来型音楽講座で主張していたことと(ほぼ)同内容。
    データに基づいているので資料性高し。

  • ライブシーンの考察として、殆どの形態が出尽くした2011年にかかれているので、今も物凄く参考になった。
    日本語の構成がすごく参考になって、難しい言葉を連ねていても、理解できる構成になっていました。
    最後の村上春樹のスペインのカタルーニャ国際賞を受賞した際の「どうしたら 愛ら夢を言葉につづることができるのだろうか」というスピーチがぐさっと刺さった。
    ライブシーンのみをパターン別に考察されていて、ライブハウスやクラブの仕組みを知るにはすごく良かった。
    参考資料を沢山用いていたので、今後 何か書くときにも利用したい

  • 脚注のみが有用。読んで記憶すべき特別な視点はない。

  • まずは、「ライブシーンよ、どこへいく/宮入恭平・佐藤生美」
    今日の音楽シーン(CD・ライブハウス・フェス・クラブ・ソーシャルメディアetc…)を裏付けされた数字や歴史などを基にまとめられた一冊。アプローチの仕方が論文みたいで少し堅苦しいく感じたが、ここまできっちりまとめ上げられてる音楽誌は珍しいかと。でも少し論理的過ぎかな。笑

  • 図書館にて遭遇。

    ムゲンに始まりフェスも踏まえてニコファーレまで
    日本独自の「ライブ」文化を時系列を追って
    見ることができ面白かったです。
    中でもフォーク酒場というのは初めて知りました。
    あと実際のクラブに行ってもらうため、
    dommuneは週末はやっていないとか、なるほどと。

    脚注も細かくあり、興味深く読めます。

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著者プロフィール

立教大学ほか非常勤講師。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ。著書に『音楽と政治』(人文書院)、『ライブカルチャーの教科書』『ライブハウス文化論』(ともに青弓社)、『J-POP文化論』(彩流社)、編著に『発表会文化論』(青弓社)、共編著に『「趣味に生きる」の文化論』(ナカニシヤ出版)、翻訳書にスージー・J・タネンバウム『地下鉄のミュージシャン』(朝日新聞出版)など。

「2024年 『コンクール文化論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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