戦後ドイツに響くユダヤの歌 イディッシュ民謡復興

著者 :
制作 : 三谷 研爾 
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787274236

作品紹介・あらすじ

哀愁をおびた《ドナドナ》で知られるイディッシュ民謡――東方ユダヤ人がうたい継いできたこの伝統歌謡は、第二次世界大戦後、フォーク歌手たちによって取り上げられ、ドイツで広く知られるようになった。よりにもよって、ユダヤ人にとって「血塗られた国」となったドイツで。

20世紀初頭のアメリカに始まり、戦後ドイツにも波及したフォークリバイバル(民謡復興)運動、各都市でのフォークフェスティバル、さらにはドイツ再統一後のポピュラー音楽シーンを見通したとき、その全貌と意味が浮かび上がる。

イディッシュ民謡誕生の歴史などを押さえ、また多くのフォーク歌手へのインタビューも踏まえながら、「民謡」という視点から中東欧のユダヤ音楽に光を当てた貴重な成果。同時に、20世紀ドイツの社会・文化の変容をもあざやかに照らし出す。

目次

はじめに

第1章 生きること/うたうこと――ユダヤ人の生活のなかの音楽

第2章 ヴァルデック城 一九六四――フォークリバイバルのはじまり

コラム1 ワンダーフォーゲル運動とシュタイニツ民謡集

第3章 イディッシュをうたうフォーク歌手たち――贖罪をこえて

第4章 イディッシュをうたう子どもたち――未来のための追想

コラム2 ゲビルティグの歌にみるユダヤの音楽伝統

第5章 アムステルダムから東ベルリンへ――ユダヤ人歌手リン・ヤルダティ

コラム3 東ドイツのフォークリバイバル運動

第6章 再統一ドイツとイディッシュ歌謡――クレズマー音楽ブームのなかで

参考文献およびインタビュー記録

解題   伊東信宏

あとがきに代えて   三谷研爾

著者プロフィール

1961-2017年。専門はドイツ文学・音楽民俗学。博士(文学)。元・大阪大学大学院文学研究科助教。共著に『民謡からみた世界音楽』(ミネルヴァ書房)、『ドイツ文化を担った女性たち』(鳥影社)、共訳に『楽器と身体』(春秋社)など。

「2019年 『戦後ドイツに響くユダヤの歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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