SF万国博覧会 (寺子屋ブックス)

著者 : 北原尚彦

• 青弓社

作品紹介・あらすじ

奇想天外な設定で私たちをアナザー・ワールドへと誘い出すSFの世界。全貌がつかみにくい数々のSF叢書を、古書を中心に入手しやすさを考慮しながら体系的に紹介する。入門者から上級者まで、ポップでマニアックなSFガイドブック。

感想・レビュー・書評

[xuerenさんの感想 · 2004年11月29日]

ＳＦマガジンでやっていたコラムの単行本化。
海外ＳＦ好きならとっくに読んでるだろうけど、まだならオススメ。
前半はサンリオ、ソノラマ、ＱＴブックスなどのＳＦ叢書。
後半は英米以外のＳＦの紹介。読みやすい上に、知識もかなりつく。
ただ欠点は、探さなくちゃいけない古本が増えること（笑）

著者プロフィール

1962年生まれ。青山学院大学理工学部物理学科卒。作家、翻訳家、ホームズ研究家。
日本推理作家協会会員。日本古典SF研究会会長。小説『ジョン、全裸連盟へ行く』『ホームズ連盟の事件簿』など。
『シャーロック・ホームズの蒐集』で日本推理作家協会賞候補。
訳書キム・ニューマン『モリアーティ秘録(上・下)』など。
エッセイ『シャーロック・ホームズ秘宝の研究』など。
編書『シャーロック・ホームズの古典事件帖』で日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞。
『シャーロック・ホームズ語辞典』で日本推理作家協会賞および本格ミステリ大賞候補となり、再び日本シャーロック・ホームズ賞を受賞。
ドラマ監修『ミス・シャーロック』など。最新刊『初歩からのシャーロック・ホームズ』。

「2022年 『シャーロック・ホームズの建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」