ホラー・ジャパネスクの現在 (ナイトメア叢書)

  • 青弓社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787291783

作品紹介・あらすじ

なぜ人は怖がりたがるのか──。小説から映画・マンガ・コミックスとあらゆる分野で定着したホラーというジャンルを総力検証して、現代社会における「闇」の変容を見定める「ナイトメア叢書」の第1巻。怪異を恐怖しながら快楽する批評空間への招待状。

感想・レビュー・書評

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  • 平山夢明へのインタビューが良い。

  • 【目次】
     「闇」への想像力をかきたてるために−「ナイトメア叢書」刊行にあたって(一柳廣孝)
    第1章 新たなる怪異の発生
     −−平山夢明インタビュー(平山夢明/一柳廣孝/吉田司雄)
    第2章 怪異を語る
     正夢体質(芳川泰久)/女が男に,男が女に(武田雅哉)/不可能な夢(稲生平太郎)/夢を妬む(遠藤徹)
    第3章 怪異を読む
     土俗系ホラーの問題領域プログレマティーク−−岩井志麻子における「オカヤマ」の表象(木村功)/心霊からウイルスへ−−鈴木光司「リング」「らせん」「ループ」を読む(奈良崎英穂)/オカルト・ホラー小説がひらくものーー田口ランディ「コンセント」(生方智子)
    第4章 怪異を撮る
     地獄の佐分利信ーー黒沢清と「恐怖」の映画史(城殿智行)/『女優霊』論−−あるいは,映画の自己言及作用に潜む「魔」について(中野泰)
    第5章 怪異を描く
     起源のない富江と中心のないうずまき−−伊藤潤二の描線・コマ・単一世界(高橋明彦)/今市子『百鬼夜行抄』論−−民俗学に支えられたストーリー(田中励儀)
    (………………連載…………………)
    ◎真夜中のセクシュアリティ(第1回)オンナ霊のいないジャパニーズ・ホラーなんて!(久米依子)/◎ゆらぐフレームの内外(第1回)『八つ墓村』の現在形(吉田司雄)
    第6章 怪異を識る
     澁澤龍彦死後の生−ゴシック/セクシャル・マイノリティ・サブカルチャー(跡上史郎)/高田衛見えない世界の案内者(小二田誠二)第7章怪異を編む「幻想文学」の頃(長山靖生)/「怪」と「幽」−−「世界で唯一」VS「日本初」(清水潤)

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。横浜国立大学教育人間科学部教授。専攻は日本近現代文学・文化史。著書に『〈こっくりさん〉と〈千里眼〉』(講談社)、『催眠術の日本近代』(青弓社)、『無意識という物語』(名古屋大学出版会)、編著に『オカルトの帝国』『「学校の怪談」はささやく』『心霊写真は語る』、共編著に『ライトノベル研究序説』『ライトノベル・スタディーズ』(いずれも青弓社)など。

「2016年 『怪異とは誰か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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