女は変身する (ナイトメア叢書 6)

  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787291851

作品紹介・あらすじ

美しくも悲しく「変身」する女たちに、人はなぜ魅了されつづけるのか。直木賞作家・桜庭一樹へのインタビューを筆頭に、江戸文芸からシェイクスピア、宝塚歌劇、小説、マンガ、アニメなどを対象に、「怪異」の視点も絡めて「女の変身」を批評する第6巻。

感想・レビュー・書評

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  • うーん、あんまり面白くない。
    だいたいありきたりなどっかで聞いたような話ばっかりだなって感じ。
    十二夜をよんだばかりだったので、シェイクスピアの話は面白かった。

    男の子の変身譚の話はもっと広げてもいいと思うんだよね!
    仮面ライダー電王とキバの話はもっと紙幅を割いていい話題だったと思うんですよ。女性の変身は本当にどこにでもある話だから新鮮だった。


    サブカルにおける女性の変身の変容は、「変身」から返信せずに「成長」へ。非日常によって男性的な行動を許されるのでなく、日常のなかで女性のまま戦う方向にシフトしてきた。
    「変身」を通して「成長」するんだよ、現実の女の子たち!!って話が入ってた。それが一番好きだった。

  • 美しくも悲しく「変身」する女たち。江戸文芸からシェイクスピア、宝塚歌劇、小説、マンガ、アニメなどを対象に、「怪異」の視点も絡めて「女の変身」を批評。

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著者プロフィール

一柳廣孝(いちやなぎ ひろたか)
1959年生まれ。横浜国立大学教育学部教授。日本近現代文学・文化史。『〈こっくりさん〉と〈千里眼〉』(講談社)、『催眠術の日本近代』(青弓社)、『無意識という物語』(名古屋大学出版会)、『怪異の表象空間』(国書刊行会)。

「2022年 『「日本心霊学会」研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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