作品紹介・あらすじ
米光一成、鈴木理香、笹成稀多郎、門司、川上大典という第一線で活躍する講師陣が、テーマ設定の仕方からキャラクター作り、実践的なシナリオ作成方法、オリジナリティーを高めるヒント、創作の注意点までを懇切丁寧にレクチャーする「書き方」の決定版。
感想・レビュー・書評
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数名のライターによるアンソロジー。
中身は各ライターによるゲームシナリオ作成論といった感じでそれぞれのライターの考えを伺うことができて面白い。シナリオ指南本ではないので技術的なことを期待しすぎると肩透かしを喰らうかもしれない。
読んでいて参考になったのは鈴木理香さんと笹成稀多郎さん。それぞれ担当されたゲームをやってみたくなった。
ここからは余談ですが「はじめに」と1章を読んだ時ああこれは失敗したかな…と思った。こちらは編者の担当している箇所だが数行で済ませられる内容に数十行を要し、内容が重複している場面も多く読むのが苦痛だった。これは初めに読む文としてどうなんだろうか…。
著者プロフィール
1980年、鹿児島県生まれ。ゲームシナリオライター、プランナー。セガ第一研究開発本部。『DESIRE』(シーズウェア)、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(エルフ)などの作者・梅本竜氏に師事。児童文学同人誌「鬼ヶ島通信」第42号でエッセーが入選。編著に『ゲームシナリオを書こう!』(青弓社)。
「2015年 『このアニメ映画はおもしろい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」
川上大典の作品