奴隷の文学誌

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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787292483

作品紹介・あらすじ

ボブ・ディランやトニ・モリスンのノーベル文学賞受賞によって、声としての文学が再評価されつつある。本書は、文学と声の関係性を問い直すために、奴隷体験記から現代作家にいたるアフリカン・アメリカン文学の150年を描き出す。

法律で読み書きが禁止されるという体験を強いられた奴隷制以来、アフリカン・アメリカンにとって識字を得ることは自由と同義だった。南北戦争と1930年代のニューディール期の奴隷体験記を歴史的・社会的な視点から読み解き、文字文化の重要性を浮き彫りにする。

そのうえで、20世紀後半のアフリカン・アメリカンの文学を丁寧にたどり、現代の作家たちが元奴隷の声を文学として「いま」にどうよみがえらせてきたのかを明らかにして、今日的な文学の可能性をも照らし出す。

プロフィール

1974年、大分県生まれ。中央学院大学現代教養学部助教。専攻はアメリカ文学・文化。共著に『衣装が語るアメリカ文学』(金星堂)、『亡霊のアメリカ文学――豊穣なる空間』(国文社)、『バード・イメージ――鳥のアメリカ文学』(金星堂)など。

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