でんでんむしのかなしみ

著者 :
制作 : 鈴木 靖将 
  • 新樹社
3.96
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本棚登録 : 93
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784787586193

感想・レビュー・書評

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  • 素敵な考えです
    でも、ひねくれ者の私は、「そうじゃない、私は私の悲しみが悲しい 人は関係ない」って、思ってしまうのでした

  • でんでんむしが、皆それぞれにかなしみを背負っていることを悟って、自分のかなしみを受け入れるまでの話。
    「かなしみ」とは具体的になんなのか説明されていない。絵でも青色メインでぐしゃぐしゃとしたものが描かれているだけだ。だから読むひとは、それぞれ自分の抱えるかなしみを思い出しながら読むことになる。
    嘆いたところで、でんでんむしは殻を捨てるわけにいかない。最後に「なげくのをやめた」場面の色は明るく、救いを感じさせる。

  • 読み聞かせ。3分。かなしみを背負ったでんでんむしが周囲にきいていくことで他のかなしみにも気づく。

  • 悲しいときに読み返そうと思う

  • 鈴木さんの描く 新美南吉の世界観がステキです。
    絵とお話が自然と目に入ってきます。
    最後のでんでんむしの表情に注目です。

    お話には出てこない生き物を探すのも面白いですよ。

  • 仏教かキリスト教でこのようなお話があった。
    我が子を亡くした母親を生き返らせてくれと仏陀だかキリストだかに頼んだ時、では命を亡くしてない家庭を見つけたらと言われて周り中に母親が探し回ったが、どの家も死人の出てない家はないと知って、自分の悲しみは自分だけでないと気づく母親の話。
    あとがき が良い。美智子皇后の子供時代の読書の思い出で知られるようになったという。
    新美南吉の15歳の時の言葉、「悲哀は愛に変わる」

  • タイトルと表紙の絵柄で選んだ絵本。作者が新美南吉であることや美智子皇后が子供の頃に読んでもらった心に深く残るお話としってびっくりしました。7歳の男の子の心にはどう思ったかなぁ。少し難しく奥深いお話でした。

  • 【絵本読了メモ】(141225 17:45)
    新美南吉『でんでんむしのかなしみ』

  • 著者は29歳の若さで亡くなる。
    美智子皇后が、「子供時代の読書の思い出」の講演で、子どものころに読んでもらった「でんでんむしのかなしみ」が深く心に残っていると語られたそうで、人は悲しみを背負っているもんだね・・・最後の「もう なげくのをやめたのであります」がいいね~

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著者プロフィール

1913年愛知県半田市に生まれる。『赤い鳥』に「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。東京外国語学校を卒業後、小学校や女学校などで教鞭をとる。18歳のころ『赤い鳥』に童話を投稿して掲載され、その後「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。1943年、29歳で早逝した。

「2019年 『2ひきのかえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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