にひきのかえる

著者 : 新美南吉

• 新樹社

作品紹介・あらすじ

みどりのかえるときいろのかえるは、けんかの途中で冬眠することに…ぐっすり眠って、めざめたら?南吉が仲よしの秘訣を教えます。

感想・レビュー・書評

[はこちゃんさんのレビュー · 2014年5月16日]

手に取ったのは、これではなくて、安城市製作？の渡辺美智雄さん・画のもの。
色合いが素敵、シンプルなお話にとてもよく合っていました。
【再読2015.1.30】
この本を読了。学校図書館蔵書。

[daijiokaneさんのレビュー · 2020年7月10日]

　おだやかな調和の世界へとみちびかれる
不思議な絵本。

VOICY 親子の読み聞かせで
読まれた本

[Eさんのレビュー · 2018年12月22日]

手にする機会があってよんだ。

みどりの かえると きいろの かえるが、けんかを しました。
すると その とき、さむい かぜが ふいて きました。
にひきの かえるは、つちの なかに もぐって ふゆを こすことにしました。
「はるに なったら、この けんかの しょうぶを つける。」
そして、はるが やってくると……。

いいなぁ、色あざやかで、すてきな絵です。
「いけには あたらしく わきでて、ラムネのように すがすがしい みずが いっぱいに たたえられて ありました。」の場面が、ほんとうにきれいです。
緑と黄が、ターコイズブルーのような絶妙な青とよく合っていて、ラムネのような泡に清々しさを感じました。
絵だけ見ても当然のようにおはなしがわかるのもいい。
おはなしも、もちろんいいです。
「よく ねむった あとでは、にんげんでも かえるでも、きげんが よく なる もので あります。」

[kaorichoさんのレビュー · 2017年8月24日]

図書館で3歳息子自分で選んだ本。
確かに、すっかりよく寝ることは大事だね！！！と、1歳の息子に夜中起こされてイライラしてる時期のわたしにもめっちゃ腹落ちした、良い本。

[猫武炸成さんのレビュー · 2015年5月1日]

2015年5月1日

装幀/川畑博昭+川畑未明
DTP/中山直美

[miyu918さんのレビュー · 2014年7月21日]

　みどりのかえるときいろのかえる。けんかの途中で冬眠。やがて、春になり…。

[ochaitiさんのレビュー · 2014年7月13日]

新美南吉さんのこの優しく穏やかな語り口調がとても好き。

[となみとしょかんさんのレビュー · 2013年12月24日]

・とても感動できるいい本だと思いました。
・ケンカしてでも、よくねむった後は人間もカエルも一緒できげんがよくなるんだよって言葉に共感しました。

[yukkeさんのレビュー · 2013年7月27日]

ケンカしたまま冬眠して春になったら仲直りしたかえるのはなし

よく眠った後は機嫌がよくなる

[momo0906さんのレビュー · 2013年7月16日]

3分40秒☆

著者プロフィール

1913年愛知県半田市に生まれる。『赤い鳥』に「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。東京外国語学校を卒業後、小学校や女学校などで教鞭をとる。18歳のころ『赤い鳥』に童話を投稿して掲載され、その後「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。1943年、29歳で早逝した。

「2019年 『２ひきのかえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」