- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787705334
作品紹介・あらすじ
玄界灘に浮かぶ孤島・沖ノ島。照葉樹林におおわれた巨岩群に古代祭祀の世界が残されている。岩上・岩陰の"神殿"とそこにおかれた貴重な奉献品の数々は何を意味するのか。大陸・韓半島の遺跡・遺物との比較検討から、沖ノ島祭祀遺跡の意義を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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沖ノ島の第3次発掘に参加した考古学者ならではの、発掘に関連した話は 通説と違うところもあって、面白い。
シリーズ「遺跡を学ぶ」の本なので、一般向けに読みやすくしかも内容はしっかりしています。
宗像大社の遺跡を 日本の他の遺跡や、韓国・中国のものと比較して持論を述べています。
大和朝廷・神話時代より前の 縄文・弥生時代にも注目しています。
古代の人が高い航海技術で海で暮らしていたというのは、素晴らしいですね。
その後、神話に表されるように 大和朝廷の下に置かれた宗像。
でももっと強い立場で 韓国・中国とも関係してたんだと思います。
歴史って。面白いですね。
URLはこちら http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/munakata_taisha/index.html 『宗像大社国宝展 ― 神の島・沖ノ島と大社の神宝』 :
出光美術館(東京・丸の内)
2014年8月16日(土)〜10月13日(月・祝)
NHK 日曜美術館のアートシーン で紹介されていて面白そうなので、行きました!
⇒ URLはこちら http://sea.ap.teacup.com/pasobo/1837.html 『「宗像大社国宝展」に行く」』 : 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
・ URLはこちら http://www.munakata-taisha.or.jp/html/shinpoukan.html 『宗像大社 公式ページ』 :
2014/09/05 予約 9/18 借りる。 9/20 読み始める。 読み終わる。
内容と著者は
内容 :
玄界灘に浮かぶ孤島・沖ノ島。岩上・岩陰の「神殿」とそこにおかれた貴重な奉献品の数々は何を意味するのか。
大陸・韓半島の遺跡・遺物との比較・検討から、沖ノ島祭祀遺跡の意義を明らかにする。
受賞情報 毎日出版文化賞 第65回
著者 :
1947年奈良県生まれ。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。
現在、京都橘大学文学部文化財学科教授。専門は東洋陶磁史。
著書に「三彩」「海の正倉院」など。詳細をみるコメント0件をすべて表示