ブッダの〈呼吸〉の瞑想

制作 : 島田 啓介 
  • 新泉社
3.45
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本棚登録 : 69
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787712820

作品紹介・あらすじ

ブッダの教えにもとづいて、現代人向けにアレンジされた呼吸による瞑想は、いつでも、だれでも、すぐに始められるシンプルなものばかりです。瞑想の基本経典。

感想・レビュー・書評

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  • 「ブッダ気づきの瞑想」に引き続き、こちらは呼吸の瞑想。
    そうアーナパーナサティ・スッタの解説書となる。

    翻訳は前作と同様、島田啓介氏。
    島田氏の翻訳はティク・ナット・ハン師の人柄を感じさせられ、まるで日本語で説かれているような錯覚にさえ墜ちること受け合いだ。

    ちなみに最初は
    「息を吸いながら、息を吸っていることを知る。息を吐きながら、息を吐いていることを知る」
    ここからすべてが始まるのだ。

    こちらも前作と同様、難解な表現等もなく、瞑想初心者でも十分読み進められる。
    サティパッターナ・スッタ(ブッダ気づきの瞑想)とともにセットでどうぞ。

  • “呼吸”することに始まり、思考の停止と対象への深い洞察へと達する。“呼吸”することに始まり、体・感覚・心・対象の本質を観る。「人我の見を離るる」ことは意識的な呼吸から始めることができる。

  • 呼吸による瞑想についてとその方法をていねいに説明してある本です。
    呼吸による瞑想を7つのエクササイズに分けてあります。
    最初のエクササイズは、
    「息を吸いながら、息を吸っていることを知る。息を吐きながら、息を吐いていることを知る」

    瞑想というと、とてもむずかしくて、雑念だらけの私ではムリ、と思っていましたが、
    呼吸をしながら、吸っていることと吐いていることだけに気持ちを集中するだけでよし、
    呼吸は浅くても深くても、短くても長くても、なんでもよし、
    座っていても、横になっていてもよし、
    疲れないように、気持ちをラクにやってよし、
    ということが書いてあって、
    あ、これなら私にでもできる、とうれしくなりました。

    そして、呼吸しながら「あ、吸っている、あ、吐いている」とそれだけに集中していると、ほんと、雑念がゼンゼン浮かんで来ない。
    「あ、今度は短く吸っているな、あ、ぴゅーっと吐いたな」と次の呼吸はどうなるんだろう、って楽しみになって、長いこと自分の呼吸に付き合っていても、疲れないし、飽きて来ないのが不思議でした。

    じっくり1つずつ、7段階のエクササイズを時に応じてやってみようと思っています。

  • 「マインドフルネス」が認知行動療法などの医療やメンタルヘルスに取り入れられ、日本にも紹介されはじめたが、やはりその本質が仏教であることを無視するわけにはいかない。


    本書はベトナムの禅僧ティクナットハンが 最初期にまとめられた仏典アーナパーナサティスートラを註釈されたもの。
    読むとマインドフルネス(「念」サティの訳語)が無我、無常の理解と常にひとつながりであることがわかる。そして大乗仏教の「慈悲」が、無常の洞察から生まれてくることも。
    姉妹本である「ブッダ気づきの瞑想」との併読をお勧めする。

  • 他の本で書かれているマインドフルネスよりも宗教色が強く読破することを断念。
    ブッタが代わりに歩いてくれる、息をしてくれるなどとても良い考え方がある。

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