大卒無業女性の憂鬱―彼女たちの働かない・働けない理由

著者 :
  • 新泉社
2.83
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 50
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787716125

作品紹介・あらすじ

人口減少時代に掲げられた「一億総活躍社会の実現」という政策目標。労働力として注目をされ始めた女性たちの置かれた本当の姿とは?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 女子の大学進学率の高い関西圏にあって、大学卒業後、無業女子が多い関西圏といった実情。そこに潜む女子学生自身の認識、親世代の認識、産業界の認識、そして地域首長の認識とは。横浜市副市長という行政経験もある著者が、大学教授となり、関西での膨大なインタビューなどを通じて著された本書。関西のみならず、地方都市において対応すべき課題とは。

  • なぜかもやもやする本だった……。データの提示と分析は読みごたえがある。
    けれど学生がもっとしっかりすればよいという主張に見えてきてしまう。(もちろんちゃんと読めば、そんなことだけを言っている訳ではない)

  • 私も子どもができても働き続けることが理想ではあるが
    業務委託のフリーランスゆえ一度現場を離れたら
    再度現場に戻れる保障なし、育休産休なし
    あとは体質と仕事内容的に悪阻がきつかったりすると
    続けられなそう、ということを考えるとナーバスに。
    実際は一時離職の再就職という形に
    なりそうだがどうなるやら。

    全編を通して警鐘を鳴らされているのは
    主に関西圏の大卒無業女性について。

  • 1980年代の経済成長のカギは、「日本型福祉」。専業主婦は日本の福祉の含み資産であった。日本の税や社会保険料が安いのは専業主婦が育児も介護もすべて無償で担ってくれていたから。

    今また、労働力不足の為に、求められているのは女性の力。
    2014年70.8% 25~44歳の女性の就業率
    政府は、2020年76.0% → 80%にしたいそうである。

    しかし、調べてみたら、未婚の無業女性は2016年で2Ⅰ万人いるらしい。
    この人たちは、今後どうなるのか?結婚できる筈もなく....働く意志があるのか?ないのか?確かに頭が痛い。

    データより非正規雇用や無業の女性は結婚する確率も低いそうであるから、結婚を望むなら働く方が良い。

    関西のベッドタウンである、奈良県や兵庫県は今でも大卒無業女性が多いそうで、大都市には高額所得者の男性が多いからその近くのベッドタウンで、このような統計となることは頷けます。しかし、今でも大学卒業しても働かない選択をとるとは???? なんとも不思議な????現象である。
    自分の人生のライフプランとか考えていないのか?
    大学で自立って教えないのか?
    このご時世にこの現状を知り、女性の自立は先の先だと思い知りました。
    大卒無業者は問題大です。

全6件中 1 - 6件を表示

プロフィール

2014年6月現在 甲南大学教授

「2014年 『みんなでつくる子ども・子育て支援新制度』 で使われていた紹介文から引用しています。」

前田正子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
井戸 まさえ
伊藤 詩織
エラ・フランシス...
恩田 陸
村田 沙耶香
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする