猫の伝説116話―家を出ていった猫は、なぜ二度と帰ってはこないのだろうか?

著者 :
  • 新泉社
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本棚登録 : 66
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787763280

作品紹介・あらすじ

かわいくて、気まぐれで、気ぐらい高く、いまだ野生を失わず、どこか、不気味さも秘めて、すこし悲しい-古くから人間の文化の懐深くで愛され、語り継がれる全国各地の猫の伝説。

感想・レビュー・書評

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  • 古くから 日本各地で伝えられている猫のお話が
    116話も満載されていました。

    猫好きの私が 読んでいなかったとは~~~

    という訳で 読みました。

    猫にまつわる話の多いこと~~
    人の言葉を話す子。踊る子。
    狐や狼とかとの かかわりとか。
    招き猫の由縁とか。猫の絵とか。
    猫が湯治していたり、芝居を演じたり。
    猫に小判じゃないけど、小判とからんだり。
    飼い主の為に命をささげる子や、反対に飼い主に取り憑く子とか。
    豊富なお話が沢山でした~~~

  • 2024年3-4月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00502551

  • 江戸時代には喋る猫がいた!?

    配置場所:2F手動式書架
    請求記号:388.1||Ta 87
    資料ID:W0172521

  • 全国各地に伝わる猫の伝説を集めた本。
    1つ1つの話は短くて、結末に納得がいかないものもあるけれど、まんが日本昔話を読んでいる様で、寝る前に3話位読むのが楽しいかも。
    猫好きとしては、化け猫が退治されてしまう話が辛かった。
    各地に似たような話があるという事は、猫が化けたり踊ったりしゃべったり、という事が、本当にあったのじゃないかと思えてきました。

  • 古来より伝わる、猫にまつわる116話。
    人を襲う大猫、化け猫あり、恩返しあり、狐狸のように変化あり。
    思った以上にバラエティ豊かで、そして残酷だったり。
    現代猫とはちょっと結びつかない点も。
    昔の猫とは種類がちょっと違うのかな?
    そして普通に牡の三毛が多くてびっくり。

  • 動物の怪談って何?

    となると思い浮かぶのは、猫だったりしますね。個人的に。犬より猫。
    もともと、猫って得体のしれない側面があるので、普段何気なく接していながら、あやしさ満点です。犬は、怪談より呪術って感じです。

    なので、結果としては犬の方が怖いです。

    そんな猫の怪談類話集です。

  • ▼もしかしたら猫がお嫌い?と思えるようなガッカリ伝説もちらほら…。昔の人は猫の気ままさや奔放さを好ましく思っていなかったのかしら?私も猫のかわいさ・魅力は飼ってみなければわからなかったし、それ以前は猫に対するイメージはあまり良くなかったのですが、猫に対して冷たい扱いの伝説が多いなぁ〜と感じました。

    ▼恩返しをして、あるいは復讐をして、そのまま姿を見せなくなってしまったという結末で終わる伝説も多かったです。

    ▼猫を風呂敷に包んで川に捨てに行ったとか猫の口に無理矢理吐くほどご飯を押し込んだら死んでしまったとか、化け猫扱いされて追い出されちゃったりとか、なんてヒドイ!人間の勝手で邪険にされる猫たちが可哀想で・・・。

    ▼表紙の猫がちょっと不気味です・・・。

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