メヒコの時間―革命と新大陸

制作 : Carlos Fuentes  西沢 龍生 
  • 新泉社
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本棚登録 : 9
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787793072

作品紹介・あらすじ

「二つの世界の邂逅」なるおもわせぶりな言い換えで、「来られた側・奪われた側・殺された側」の視点は欠落してしまわないか。いやおうなく体験させられた歴史の非連続性、多元的諸文化の堆積が伝統としてのしかかっているメヒコの歴史と現在を情熱と偏愛をもって語る。

感想・レビュー・書評

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  • (評論)「二つの世界の邂逅」なるおもわせぶりな言い換えで、「来られた側・奪われた側・殺された側」の視点は欠落してしまわないか。いやおうなく体験させられた歴史の非連続性、多元的諸文化の堆積が伝統としてのしかかっているメヒコの歴史と現在を語る。

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著者プロフィール

外交官の息子としてパナマに生まれた後、キト、モンテビデオ、リオ・デ・ジャネイロ、ワシントンDC、サンティアゴ(チリ)、ブエノス・アイレスなど、アメリカ大陸の諸都市を転々としながら幼少時代を過ごし、文学的素養とコスモポリタン的視点を培う。1952年にメキシコに落ち着いて以来、『オイ』、『メディオ・シグロ』、『ウニベルシダッド・デ・メヒコ』といった文学雑誌に協力しながら創作を始め、1955年短編集『仮面の日々』で文壇にデビュー。『澄みわたる大地』(1958)と『アルテミオ・クルスの死』(1962)の世界的成功で「ラテンアメリカ文学のブーム」の先頭に立ち、1963年にフリオ・コルタサルとマリオ・バルガス・ジョサ、1964年にガブリエル・ガルシア・マルケスと相次いで知り合うと、彼らとともに精力的にメキシコ・ラテンアメリカ小説を世界に広めた。1975年発表の『テラ・ノストラ』でハビエル・ビジャウルティア文学賞とロムロ・ガジェゴス賞、1988年にはセルバンテス賞を受賞。創作のかたわら、英米の諸大学で教鞭を取るのみならず、様々な外交職からメキシコ外交を支えた。フィデル・カストロ、ジャック・シラク、ビル・クリントンなど、多くの政治家と個人的親交がある。旺盛な創作意欲は現在まで衰えを知らず、長編小説『クリストバル・ノナト』(1987)、『ラウラ・ディアスとの年月』(1999)、『意志と運』(2008)、短編集『オレンジの木』(1994)、『ガラスの国境』(1995)、評論集『新しいイスパノアメリカの小説』(1969)、『セルバンテス、または読みの批判』(1976)、『勇敢な新世界』(1990)、『これを信じる』(2002)など、膨大な数の作品を残している。

「2012年 『澄みわたる大地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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