いやされない傷―児童虐待と傷ついていく脳

制作 : マーチン・H. タイチャー  Martin H. Teicher  友田 明美 
  • 診断と治療社
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787815033

感想・レビュー・書評

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  • 虐待が脳に与える影響について、貴重な研究を元にご紹介くださっている本です。

    虐待によって、脳が萎縮してしまうということ、
    受けた虐待の種類によって、ダメージを受ける部位が違うということ。

    脳の萎縮は「悲しい虐待」であるということ。
    本当に、切なくなります。けれども大切な事実です。

    虐待問題とかかわる可能性のある専門職の方々には、ぜひ一度読んでいただきたい一冊です。

  • 事故や病気で傷を受けたわけではなくても、身体的・精神的ストレスがかかると脳細胞が萎縮し変化してしまう。恐ろしいことである。
    暴力をふるえば相手を傷つけるのはわかりきったことだ。しかし、言葉を投げつけるだけでも脳に実際に傷を負わせてしまうことがあるのだ。
    専門書だがカラー写真や図が入っていて見やすく、100ページ足らずで割と早く読める。

  • 筆者である友田明美先生の講演を聞いて購入しました。先生は脳科学が専門であり、児童虐待についても研究をなさっているという方です。中身の濃さの割りにページ数が少なく、したがって正直知識のない人には読みにくいものになってます。特に脳科学の知識については当たり前のように尋常じゃない量の専門用語が出てきて戸惑ってしまいます。
    感想としては、児童虐待と脳の関係性についてはまだまだこれから解明されていくのだなといったところです。仕方がないのですが、どうしても脳科学の方にウェイトが置かれてしまっているので、現段階で児童虐待と結び付けて論じるのはやや早いのではないかと思います。つまり、これらの知見が福祉実践に役立つようになるにはまだ相当の時間が必要のようです。

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