紫式部日記の世界へ (新典社新書30)

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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787961280

作品紹介・あらすじ

おのが心の奥底に「暗闇」をかかえる書き手、紫式部は研ぎ澄まされた鋭利な眼差しで周囲と自らを見つめ、自在に日記を紡いでいく。整然と長編物語を織りなした紫式部の、日記における柔軟すぎるほどの表現世界。単なる記録の営みから飛躍していく『紫式部日記』を鋭く読み解く。

著者プロフィール

二松学舎大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。現在、大東文化大学名誉教授。
著書に『平安後期女流日記の研究』(教育出版センター、1983年)、『讃岐典侍日記全評釈』(風間書房、1988年)、『女流日記への視界―更級日記・讃岐典侍日記をめぐって―』(笠間書院、1991年)、『更級日記全評釈』(風間書房、1996年)、『校注讃岐典侍日記』(新典社、1997年)、『校注更級日記』(新典社、1998年)、『平安日記の表象』(笠間書院、2003年)、『紫式部日記』(原文&現代語訳シリーズ、笠間書院、2007年)、『紫式部日記の世界へ』(新典社新書28、新典社、2009年)、『更級日記への視界』(新典社選書36、新典社、2010年)、『讃岐典侍日記への視界』(新典社選書43、新典社、2011年)、編著に『源氏物語の鑑賞と基礎知識36 蓬生・関屋』(至文堂、2004年)がある。

「2015年 『讃岐典侍日記[さぬきのすけにっき]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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