方法への挑戦 科学的創造と知のアナーキズム

  • 新曜社 (1981年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (462ページ) / ISBN・EAN: 9784788501249

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  • オードリー・ターンの Thinking Skill で紹介されていたため、『方法への挑戦』を読んだ。本書は「科学とは何か」「科学の価値は何か」を、コペルニクスやガリレオの逸話を通して考える内容。特に、科学の本質として“既存の思想への批判能力”を強調し、斉一的な思想はその力を弱めるという指摘が印象的だった。

    最終章では、科学は多くの技術が作り上げた一つの思考形式にすぎず、学校教育で絶対視されやすい点が問題として挙げられ、「科学も宗教と同様に学校から分離すべき」と主張される。科学以外の思考形式が軽視されるのを防ぐ意図は理解できるものの、科学教育を弱めるとカルトや危険思想への影響を受けやすくなる可能性もあり、この点には賛同しづらいと感じた。

    章タイトルが2〜3行の文章で書かれているなど、構成上の特徴も印象に残っ

  • 久し振りに難解。全方位に喧嘩売るスタイルと聞いていたが、本書は主にガリレオやコペルニクスあたりを主軸に科学者および科学的考察を批判しており、量子力学や相対性理論にはあまり触れていない。帰納と演繹問題しかり、結局数学と哲学は元の一つの形になるのがベストなのだろう。

  • 哲学

  • わくわくする

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