現代建築―ポスト・モダニズムを超えて (ワードマップ)

制作 : 宮内 康  布野 修司 
  • 新曜社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788504455

作品紹介・あらすじ

鉄とガラスとコンクリートの無機質なモダニズムからポスト・モダニズムへ、現代建築は豊かなをとりもどしたが、それによってわれわれの住の現実はどう変わったか。空間をめぐる思考と現実のギャップに眼をこらしながら、住まうことへの夢を激しく鼓舞する。

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    鉄とガラスとコンクリートの無機質なモダニズムからポスト・モダニズムへ、現代建築は豊かな〈意味〉をとりもどしたが、それによってわれわれの住の現実はどう変わったか。空間をめぐる思考と現実のギャップに眼をこらしながら、住まうことへの夢を激しく鼓舞する。


    抜粋
    建築における「意味」とは、例えば次のようなことだ。建物の入り口(玄関)の形態について考えてみよう。モダニズムの論理では、入り口の形態は「人が建物の中にはいれる」「はいりやすい」という機能から生まれるのであり、そこには伝統的、習慣的形態を生のまま使うことは可能な限り排除された。ポスト・モダニズムの論理ではこういうことになる。入り口(玄関)の形態は、西欧ではルネッサンス以来、ギリシア神殿のファサードを模したペディメント(切妻破風)を使うのが習慣的であった。ある国、ある地域で長い間使われてきた慣習的な形態は、その地の人々のあいだである一定の「意味」をもつ。ペディメント=建物の入り口という一対一の対応である。それは、「言語としての建築」における一つの「単語」である。そういった「単語」としての「部分の形態」をさまざまに組み合せて建築に用いる-建築をつくる-ことは、モダニズムがいうような反動的で忌避すべきことではなく、むしろすすんで肯定すべきことなのである。
    目次
    現代建築の流れ
    序章 建築におけるポスト・モダニズム
    1 現代建築の諸様式―建築のイデオロギー
    2 現代の建築空間―空間のアルケオロジー
    3 宇宙・建築・身体―建築のオントロギー
    4 現代建築の手法―建築言語とテクノロジー
    5 現代消費社会と建築―建築のフェノメノロジー
    終章 現代建築家

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