人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)

  • 新曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788504486

感想・レビュー・書評

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  • 偏りの錯誤と回帰の誤謬。
    仮説に合致する情報だけを探そうとする傾向。
    肯定的な情報を求める傾向がある。

    セルフハンディキャッピング=あらかじめ自分の不利な情報を流すこと。失敗したときの言い訳のため。

    超能力の存在を裏付ける証拠はほとんどない。実験の間違いやウソが入っている。

    誕生日問題=23人でも同じ誕生日の人がいる可能性は50%、35人だと85%。

  • 社会心理学の入門編という感じで、とても分かりやすい。

    いかに人が間違いやいい加減なことを信じやすいかを様々な心理学的側面(実証データ)から説明してくれる。
    自分でも身につまされることが多々あった。
    テーマも色々あって、超能力をなぜ信じるのか、そもそも超能力があるのか、といった面白い話もある。

    こんな本を若い頃に読んでいたら、間違いなく社会心理学などを専攻しただろうなぁ

  • 人間という者がいかに「誤信」しやすいかを解き、それに
    対する心構えを説く本。初版1993年と決して新しい本では
    ないので、どこかで目にし耳にしたことがあるような内容
    ではあるのだが、結局人は同じような誤信を未だに繰り返し
    ていることが痛感される。統計的回帰現象と誤信に対抗する
    には社会科学を勉強するのが良いという視点が気になった。

  • 迷信・誤信の類がどうして生ずるのかがよく分かった。
    ためになる本だ!

    「マインドインタラクション」で知って図書館から借用

  • 「なぜ占い師は信用されるのか」+「ツキの法則」+「影響力の武器」って感じ。

  • 本来多数決で決められる類でないものを多数決できめたり、論理演算を簡単に誤るのが人である。例えば、「私はカツラの人を見破ることができる」という命題について考えてほしい。これを本気で主張する人には、論理能力が不足している。なぜなら、「すばらしい出来のカツラ」をしてる人を見破れなかったとしても、それ自体(カツラをしている人を見逃してしまったこと)に気づかないため。世の中、こういうことで満ち溢れているというのがこの本の趣旨である。どうすればこのような落し穴を避けることができるのだろうか。それについてこの本の言及は深さが足りないと思うが、それでも「信じやすきもの」という我々の心的傾向を知るために、この本は有効だろう。特に「CO2によって地球は温暖化している」に対して、「イエス」と即答してしまうような人に読んでほしい本である。

  • どうして人は誤信するのか。とてもためになる本でした。自分が誤信しやすい場面が分かったことから、誤信しないように気をつけようと思えたこと、他人が誤信しやすい場面が分かったことから、誤信に対して寛容になれそうなこと。また、仕事の面でも敢えて誤信させるように情報を発信することもあり得るなぁと思いました。

  • 2018/5/3

  • 大数の法則。平均値への回帰。自分が信じたいものを選んで信じる。失敗だけが記憶される。

  • 類書の中では有名だが、今は敢えてこれを読む必要はないと思う。

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