データ対話型理論の発見―調査からいかに理論をうみだすか

制作 : 後藤 隆  水野 節夫  大出 春江 
  • 新曜社
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本棚登録 : 78
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788505490

作品紹介・あらすじ

本書は「もっと理論を」めざす調査研究法を説いた古典的名著として社会学・看護学において長らく翻訳が待望されていた。質的データを重視し、小説、手紙、インタビューまで、あらゆるデータを貪欲に取り込み、徹底的に「対話」させ、比較する。独自の概念装置を駆使して理論をうみだす道筋を発見する、知的刺激に満ちた書である。

感想・レビュー・書評

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  • 今まであまり質的研究の手法について真面目に勉強してこなかったので、そろそろ修論を書き始めなければならないこの時期ではあるけど今更ながらグラウンデッド・セオリーを勉強してみることに。

    いままで単純な計量分析にも共感できず、かといってグランドセオリー的な空中戦的バトルにもそこまで興味が持てなかった自分にとって、この量的なデータを使った質的研究というFFでいうなら赤魔道士的な中途半端さを持つともいえるグラウンデッド・セオリーのコンセプトにはかなり関心を抱いた。

    来年うちの研究室に着任される先生がグラウンデッド・セオリーについての項目を某所に書いていたと記憶しているので、これからもこの分野に関しては掘り下げていきたい次第。

  • 2010 10/31 前半部分を中心に流し読み。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
    2010年三田図書館・情報学会研究大会での石原眞理さんの発表(http://wwwsoc.nii.ac.jp/mslis/am2010yoko/10_ishihara.pdf)の引用文献にあったので手に取ってみた本。
    他にも最近、周囲でグラウンデッド・セオリーという言葉を良く聞くようになって、なんのこっちゃと思っていたのだが・・・本書の冒頭からしばらくの間はますます「??」と思っていたのだが、中盤まで読み進めてやっとどういうことかわかってきた(あるいはわかったような気になってきた)。
    「データに根差した理論の産出」という考えは自分にはかなり新鮮、かつ研究の上で非常に役立ちそうでもあると思ったり。
    今回は流し読みだけど、いずれ使う際にはしっかり再読する。

    なお、第七章、「質的データのためのいくつかの新たな源泉」において、図書館も重要な源泉の一つとしてあげられている。ここも留意。

  • GTAの基礎本。

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