戦略としての家族―近代日本の国民国家形成と女性

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788505667

作品紹介・あらすじ

日本の国家形成のなかで家族はいかに位置づけられてきたか。明治期の社会史的な資料や言説を読み込んで日本の家制度が個人を国民として教化編入する「近代的な」装置であったことを明らかにし、とくに女性や子供がもっていた国家との両義的な関係を鋭く解明する。

感想・レビュー・書評

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  • 読みかけ。から途中だけどとりあえず。
    日本における近代の家族(「家」と記されているようにも思える)を主題としたもので、伝統との比較、それから西欧との比較という2つの視点が含まれている。

    第1章では、日本における近代の「家」が特徴づけられる。形態という観点からは小規模の形態が前近代から連続していたこと、意識という観点からは、(西欧的な)近代の家族が、①家族内の情緒的なつながりと、①の帰結として、②外部社会からの独立性を特徴としているのに対し、日本においては、②の点において質が異なっていることが指摘される。すなわち、地域共同体から家族が相対的に切り離されているという点で独立しているものの、それが自律的なもの(=「私化」という言葉を使っている)ではなかったことが指摘されている。「家族のプライバシーは十分に保障されなかった」。方法は文献レビュー。

  • これはレジュメ作成をしてはいないのですが、卒論のために読みました。日本の歴史的な家族制度のあり方について論じられています。「家族に介入する社会」よりも読みやすいことは確かですね(苦笑)

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