スプリット 存在をめぐるまなざし歌手と武術家と精神科医の出会い

カルメンマキ 名越康文

• 新曜社 (1998年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[gkaizさんの感想 · 2009年2月4日]

｢浅い成功が大きな可能性を閉ざす」の項で、無影新月流の梅路見鸞先生が紹介されている
経歴も示されているのが良い

[辺土名小次郎さんの感想 · 2008年7月11日]

帯表
佐野史郎氏推薦
「ここへ記されていることは、心と体を分けへだてない、なにかのために動くことのない、かけひきをしない、無償の愛の世界論なのです。」
帯裏
目次から
｢カルメン・マキって知ってますか｣
｢ゲゲゲの森の住人｣
真っ赤な服に数珠かけて
おっぱいに描いた鬼の絵
溢れる想いは歌になる
過去の向こう側からの声
レッテルのない出会い
｢頼むから殺してくれ｣ー父親の死
謎に切り込む姿勢
｢目に頼ってちゃあ駄目ですよ」
見えすぎた人の死に･･･
｢これ以上添えない｣というときが来る
運命は決まっているのか、いないのか？
自分を埋める場所
閉ざされた「いじめ」の空間
個性とはむしろ違和感やズレにあらわれる
“プラス思考”のワナ
｢空へ｣で割れる
スプリットしている自分を直視して
｢夢想・予感・告げ知らされるもの」

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年1月23日]

分類＝人生論。９８年５月。