オートポイエーシス2001: 日々新たに目覚めるために (ワードマップ)

著者 :
  • 新曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788506992

感想・レビュー・書評

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  •  敢えて分かりにくくする装飾が特徴。この時代の思想本はそういうのが流行った。


    【目次】
    はじめに 到来しつづけるもの 007

    I アプローチ
    ダイナミクスかマシーンか  不均衡動力学から円環へ 030
    自己組織化  産出的プロセスとカオス
    ラディカル構成主義  区別の理論と記述の理論
    存在の裂け目I ――インテルメッツォ1  行為と規則の埋めようのない

    II エマージェンス
    入力も出力もない――作動的閉鎖性  開放系と閉鎖系の区別の消滅
    オートポイエーシス2001  定義の変更
    反復的作動  システムの作動と位相空間の形成
    環境あるいはアフォーダンス  行為と相即する環境
    境界と自己  作動の継続と境界
    機構の拡張  拡散の機構と強度

    III アプリケーション
    構造変容  異性とメタモルフォーゼ 158
    オートレファレンス  免疫システムと神経システム
    心的システム――自覚  心的システムの自己形成
    分裂的経験の活用  システム環境の裏返し
    カップリング――感覚の活用  質間の変容
    相互浸透と相互隠蔽  心的システムと社会システム、心的システムと身体システム
    存在の裂け目II ――インテルメッツォ2  経験と言語の埋めようのない溝

    IV デリバティヴ
    自己言及  論理に隠された感情の作動 244
    フィードバックの罠  経験に変化をもたらす 256
    観察システム  混迷から脱出するために 268
    日々新たに目覚めるために――荒川修作とともに 280

    おわりに(一九九九年九月 河本英夫) [291-295]
    オートポイエーシス2001のためのブック・ガイド [296-309]
    索引 [310-318] ([i-ix])

  • 目覚めどころか1ページ目からフリーズ状態。

  • ¥105

  • 第1回:<br>
     はじめに 7-19p...(06.12.19)<br>
    <br>
    第2回:<br>
     ?・アプローチ「存在の裂け目?...(06.12.24)」<br>
    <br>
    第3回:<br>
     ?・アプローチ「ダイナミクスかマシーンか」...(06.12.28)<br>
    <br>
    第8回:転機と疾病は紙一重<br>
     ?・アプリケーション「分裂的経験の活用」...(07.01.29)<br>
    <br>
    第9回:区切られた世界に命が生まれる<br>
     ?・アプローチ「ラディカル構成主義」...(07.02.03)<br>
    <br>
    第58回:わたしが裏返るとき<br>
     ?・アプリケーション「分裂的経験の活用」...(07.08.31)<br>
    <br>
    第66回:見るとやるでは大違いなのは<br>
     ?エマージェンス「境界と自己――作動の継続と境界...(07.10.06)<br>
    <br>

  • 多少読み辛い感は否めない。内容も前著と重複しておる箇所が多く見られる。

  • 八重洲ブックセンターで購入.

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著者プロフィール

1953年、鳥取県生。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(科学史・科学基礎論)。現在、東洋大学文学部哲学科教授。専門は哲学・システム論・科学論。著書に『オートポイエーシス』『〈わたし〉の哲学』『哲学の練習問題』など多数、編著に『iHuman──AI時代の有機体-人間-機械』『見えない世界を可視化する「哲学地図」──「ポスト真実」時代を読み解く10章』など多数。

「2022年 『創発と危機のデッサン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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