実践ネットワーク分析―関係を解く理論と技法

著者 : 安田雪

• 新曜社 (2001年10月20日発売)

作品紹介・あらすじ

わかる、使える、ネットワーク分析。その基礎的な概念、分析法とノウハウを、豊富な事例を交えて実践的に解説。

感想・レビュー・書評

[Tomotaさんの感想 · 2013年1月27日]

社会ネットワークについて簡単に書かれている。
入門書としては良いのかな？

[aichan99さんの感想 · 2011年1月1日]

ネットワーク分析入門書で，応用方法の紹介。
また，中心性・クリークの作り方・それらの解釈の仕方など，細かく掲載されている。ネットワークのつながりがどういう意味をもたらすかが重要な手法であり，分析結果を考察することがこの手法の醍醐味であろう。

[スポポミッチさんの感想 · 2007年9月16日]

同じ著者の「ネットワーク分析」を読んだら、次はこれを読むべきだ。
考え方が分かれば実践あるのみ。行列計算が分からないなら、高校の教科書を紐解いてみればよい。
本文中に登場する計算は、特に難しいものではないので、あまり苦労することはないだろう。

[niryuuさんの感想 · 2006年5月22日]

「スケールフリーネットワーク」などのネットワーク科学が脚光を浴びているが、ネットワーク分析はグラフ理論のメジャーな領域としてではなく、むしろ社会学の関係の分析のツールとして利用されてきた。本書はその中でも標準的な手法をわかりやすく取り扱ったものである。

著者プロフィール

関西大学社会学部教授

「2018年 『社会ネットワークと健康』 で使われていた紹介文から引用しています。」