職業的使命感のマネジメント―ノブレス・オブリジェの社会技術 (組織の社会技術5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788510012

感想・レビュー・書評

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  • 組織的違反の抑止要因となり得ると考えられる、職業的自尊心についての研究成果を取りまとめた著書である。
    職業的自尊心を「職能的自尊心」と「職務的自尊心」の二次元モデルとしてとらえて研究が進められている。
    職能的自尊心とは、難しい技能を要求される職業・職種に対応する職業的自尊心。職務的自尊心とは、それぞれの仕事の社会的責任・社会的貢献度の自覚によってもたらされるものと定義されている。
    消防職員をモデルとした研究であり、消防関係者にとっては非常に興味深い内容であると思われる。例えば、救助隊員は職能的自尊心、職務的自尊心がともに高く、予防担当者はどちらも低いというデータが示されている。消防組織を運営するにあたり、こういったデータは参考になるだろう。
    消防以外の職種の方にとっても、分かりにくい点はあると思われるが、組織運営に携わっている方は一読する価値のある著書である。

  • 『チーム・ファシリテーション 最強の組織をつくる12のステップ』で紹介された本

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著者プロフィール

岡本浩一(おかもと・こういち)
大阪府出身。東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大大学院社会学研究科で社会学修士、社会学博士。同大文学部助手を経て、1989年より東洋英和女学院大学人文学部助教授。1997年より人間科学部教授。NLPをロバート・ディルツに師事し、NLPトレーナー。日本心理学会、日本社会心理学会、日本実験社会心理学会、日本行動計量学会、日本催眠医学心理学会、日本リスク研究学会などに所属。茶道を修め、裏千家淡交会巡回講師を兼任。リスク認知心理学を専門とし、原子力安全委員会専門委員、内閣府原子力委員会専門委員など歴任。国の科学技術研究領域の創始メンバーのひとり。著書に『会議を制する心理学』『組織の社会技術1 組織健全化のための社会心理学:違反・自己・不祥事を防ぐ社会技術』(共著)『グローバリゼーションとリスク社会〔東洋英和女学院大学社会科学研究叢書〕』(共編)『新時代のやさしいトラウマ治療―NLP、マインドフルネス・トレーニング、EFT、EMDR、動作法への招待〔東洋英和女学院大学社会科学研究叢書〕』(共編)など。

「2019年 『パワハラ・トラウマに対する短期心理療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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