- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788511347
作品紹介・あらすじ
すばらしい芸をするロボットや、自動運転する自動車の研究開発が進んでいます。機械が知能をもつようになれば、私たちの生活は快適になるでしょうか。トーストにバターを塗ろうと冷蔵庫を開けると、知能冷蔵庫が、「あなたは脂肪の取りすぎです」と言って、出してくれないかもしれません。機械と人間と、主導権はどちらに? 機械と人間は、仲良くやっていけるのか? とかく新技術のすばらしさが宣伝されますが、人間と機械の共生のありかたにこそ、デザインの目を向ける必要があります。『誰のためのデザイン?』で使いにくさの原因がデザインにあることを指摘し、大きな影響を与え続けているノーマン博士が、間近に迫る知的機械と人間との共生社会を深く考察し、新しいデザインの原理を示します。ユーモアを交えたノーマン節も健在です。
感想・レビュー・書評
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未来のモノのデザイン
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人と機械がうまくインタラクションするための本。
日々進化するテクノロジー、そこから生み出されるデザイン。
なんのためのデザインなのか?
身近なものからロボットまでを対象として、今後の人と機械の関係を探っていく。 -
「誰のためのデザイン」から20年後に書かれた、ヒトと機械のインタラクションを考えるデザイン論。「賢い機械」とはなにか?何のために我々は「自動化」を求めるのか?
ノーマン氏が一時アップルにいてNewtonの開発にかかわっていたことを失敗談として語っているのが興味深い。 -
求められるのは専門性ではない - [書評] - 未来のモノのデザイン | 諸葛亮孔明の知恵袋
http://dialy.amazedkoumei.com/2011/02/blog-post.html -
マシンと人間の擬似コミュニケーション。自律したシステムが仮に構築できたとしても、人間への適切なフィードバックが必要。追記部分の「機械の言い分」がおもしろい
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ノーマンさんは「誰のためのデザイン」を読んで雷に打たれた感じがした
ひとです。今回の書籍は、エッセイや講演資料を集めた感じで
同じ主張が繰り返し出てきて統一性に欠けますが、飛ばして読めば
とても面白いです、特にノーマンさんの様な人が参加したPJにおいても
失敗はするんだと言う事がとても斬新(悲しい)感じがしました。
ユーザーインターフェースに関しては、それで商品の価値を左右しかねない
大切な要素ですので非常に興味があります。 -
ノーマン本。