乳房はだれのものか―日本中世物語にみる性と権力

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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788511415

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    結婚と出産が権力に直結していた時代に、女たちは何を信じ、何を求めて生きたか。
    中世の物語に描かれた女性たち(乳母、召人、女帝、女院、…)と信仰世界の斬新な読み直しを通じて、女たちの歴史に新たな展望をきり拓く。

    [ 目次 ]
    第1部 乳房はだれのものか―母の問題機制(乳房はだれのものか―欲望をめぐって;性の制度化―召人の性をめぐって;母なるものの力)
    第2部 女帝が生まれるとき―女たちの信仰(宮廷物語における往生の想像力;女帝が生まれるとき―普賢十羅刹女像の構想力;女帝なるものの中世的展開)
    第3部 八幡信仰の構想力(八幡神像の構想力―見えるものと見えないもの;女たちの信仰―『曾我物語』の巫女語り;再び母へ―『曾我物語』における“子”の背理)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 古典文学に登場する女性に着眼した論文集です。

    鬼子母神はなぜざくろを握っているのか?中世王朝物語の女人往生についての論考が特に面白かったです。

    引用が多めて、文章が上手。図版が多いのが良かったです。

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著者プロフィール

ともともクリニック院長

「2019年 『臨床推論ー臨床脳を創ろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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