- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788511750
作品紹介・あらすじ
ふと立ち止まって身についた常識や考え方を疑ってみたことがあるでしょうか。「世の中ってこんなもんだろう」となめてしまっていないでしょうか? いま学生に一般常識がありすぎることが問題なのです。このテキストにはふつうの教科書に出てくる欧米人の偉い学者さんについての小むずかしい解説は一切ついていません。さまざまなクイズを繰り出して当たり前の考え方をぶち破る脳の初期化をねらいます。全12回のテーマは、反常識、性、悪夢、予言、魔力、矛盾、演技、家族、受苦、倫理、法、生。逆説に満ちた社会を「体感する」のタイトル通り、読み始めたら止まりません。
感想・レビュー・書評
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とにかくわかりやすい
身近な事例に落とし込んで説明しているため、
社会学の入門書や最初の事例書としてはぴったりだと思う
深い社会学の知識や難しいことが書かれていないこともこの本の特徴だと思う
全体として、さらっと読める本詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知らず知らず持っている思い込みや差別(特にジェンダー)について書かれている事が興味深かった。文中に本の参考図書の紹介が多数あり、読んでみたい本が増えた。4/26
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社会学の入門編。既知のことも多かった。が引用されている本が表紙入りで欄外に記載されており、早速気になる本を予約。
面白かったのは、アボリジニの法は大地の法だから変更できないが、白人の紙っぺらの法は、いつでも破れるから倫理がない。
利益は、信仰や価値観の違いを媒介として利益を生む。
「世界の脱魔術化」(経済合理性の一元支配)にあらがって「歴史の再魔術化」を考えてみては? -
別からの視点