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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784788512566
作品紹介・あらすじ
◆明日から、社会を見る眼が変わってくる!◆
いまや世の中、「調査」であふれています。毎日の新聞・雑誌・テレビでも「○○調査によると」は決まり文句です。たしかに複雑化する社会の実態を正確に把握するのに、社会調査は欠かせません。しかし、とんでもない調査、利用の仕方も散見されます。社会の実態を掴むための技術であるべき調査が、社会を歪めるために使われているとしたら? たとえば、質問の仕方をちょっと変えたり、選択肢を変えるだけで、結果がこんなに違ってくることを知ったら、簡単に調査を信じる気にはなれないはずです。本書は、社会調査の正しい読み方・リテラシーを楽しみながら身につけて、社会を見る眼を養ってほしいと考えて書かれた『世論調査で社会が読めるか』の改題・改訂版です。「社会調査カメラ論」なども補充して、ますます充実した入門書となりました。
感想・レビュー・書評
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桃山学院大学附属図書館電子ブックへのリンク↓
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000023765
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社会調査は科学的方法だと主張する人がいるが、化学的の内容は明確ではない。客観的にみることを科学的というなら、市政の問題で当然のことである。質的調査に対して量的調査の優位を言うのか。社会調査の扱う数字は自然科学の数字とは性質が異なる。数字を扱うのだから科学的とはいえない。サンプリング誤差やデータの見方で数学を駆使するということはあるが、現象は数式のようになっていない。高度な解析は科学的であうるが、調査全般ではなくそれは部分である。社会調査は科学かといえば、化学ではなく技術であると思う。絶対的な正確さではなく、人間お知恵と工夫の世界。
調査結果はぼんやり見る。
数字の意味の取り方を身に着ける
調査データの引用の程度をみる
調査主体の意図に注意する -
361.47||Hi
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質問紙調査の質問項目の違いによって結果がどのように変わってくるかについて、東洋大学の学生のアンケートを通じていろいろと説明がされている。卒論でアンケートを実施しようと思う学生は、すぐ読めるので、アンケートを作成してそれを予備調査すると同時にぜひ読んでおくべき本である。
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