誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

著者 :
制作 : 岡本明  安村通晃  伊賀聡一郎  野島久雄 
  • 新曜社
4.18
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本棚登録 : 569
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788514348

感想・レビュー・書評

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  • 改訂版まえがきで「ユーザエクスペリエンスが大事になった」と言いつつ本文で論じてない件

  • 身近に存在する「あるあるネタ」を例に出し、さくさく読ませてくれる良書。
    一般的には"デザイン"と聞くと"おしゃれやファッション"を想像してしまうだろうが「ドアを開ける方向」「車は左と右どちらを通るのか」扱うものの機能性のデザインから、社会のルールといった生活に密着した"デザイン"についてわかりやすく解説してくれている。
    容器の蓋を開ける時に、「回して開ける」OR「引っ張って開ける」事を迷ったり、間違った開け方にトライしたこと誰しも一度はあると思う。
    じゃあ、なぜそういったことが起こるの? そして。どうしたらそういった間違いを解消できるの?
    それを教えてくれるのがこの本である。
    なので、「読者に分かり易く伝えるためのデザイン」も考えてくれてるのだろう。実に分かり易く、読んでいてすいすい頭に入ってくる。
    いい本に巡り合った。是非たくさんの人に読んでもらいたい。

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  • デザインというよりも、社会生活で非常に役に立つ話がぎっしり詰まった本。例えば、デザインするものに、どのように操作できるか示す目印をつけよう。という「シグニファイア」のくだりは、日常的に何かを指示したり、自分が使う仕事環境を改善したりするときに応用すれば、ミスを防げる。他にも、「なぜヒューマンエラーが起こるか?」「人が短期的に覚えていられるのはおおむね5個。」などなど、おもに工業デザインの分野で仕事をする人向けの内容だが、応用範囲は広い。
    中学生くらいの教科書にしてもらいたいくらいの良書だと思う。いや、教える側が読んでおくべき内容か・・。

  • かなり読むのに時間がかかった。「物を作るなら(これは物理的な物に限らないようだけど)わかりやすく、使いやすく、間違えにくく作りなさい」ということをあの手この手を使って滔々と述べた本である。まさにおっしゃる通り。しかしこれ、誰のための本?

  • 『行動経済学の逆襲』p450で紹介。

    以前、放送大学の何かの授業で紹介されたことがあるけど、増補・改訂版が出ているようです。

  • 設計者は典型的なユーザーではない。
    自分が設計したものを使っているうちに、その専門家になってしまい、
    誰もが使用時に困難を覚えるということは想像もできなくなる、

  • 著者が広めた「アフォーダンス」という言葉に聞き覚えがある人は多いだろうが、一般に利用されている「アフォーダンス」は、増補改訂版では「シグニファイア」という概念で置き換えられている。少し冗長な面も多いが、それでも「機能症」「スキューモフィックデザイン」、ヒューマンエラーの「スリップ」と「ミステイク」の分類分けなどは参考になった。 あとは僕らが「当たり前」に思っているデザインも、きちんと理論を下地にそうなってるんだなと感心したね。

  • HCDの洞察を深めるのに必須。モノやサービスをプロダクトする立場にいる人は得られるものが多いと思う。

    最も「読んでよかった」と思える本の一つ。

  • 道具のデザインは楽しいが難しい。一方で、なぜ使いにくい道具がこれほど世の中にあふれているのか? その原因を探求し、人間にとって使いやすい道具をデザインするための方法論「人間中心設計」のエッセンスを認知科学の視点からやさしく説く。

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