社会の解読力 歴史編 現在せざるものへの経路

  • 新曜社 (2022年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784788517578

作品紹介・あらすじ

過去の史資料を集めるだけでは、歴史の社会学として許されない。それらをもとに、「歴史」をひとつの物語として立ち上がらせることが、社会学として意識されねばならない。



今ここに存在しない「歴史」を現前にたぐり寄せ、その多面性を描き出す想像力こそが、実証と向かいあう歴史社会学を前にすすめる動力である――この方法論を共有する著者たちが多様な歴史テーマに挑んだ、オリジナルな研究のフォーラム。

感想・レビュー・書評

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  • テーマに惹かれて手に取ったのですが、書き手の読み手に対する意識の差によってかなり読みやすさが違います。わざとこねくり回して併記する必要があるとも思えない仏語表記を多数挿入したり、持って回った文学的表現を使って「これぞ学問でござい」といったしたり顔がチラつく腐臭漂う論考(というなの先達の引用列挙?)などがかなり見受けられ、通読に耐えられませんでした。

    世の中勉強せねばならぬことや他に読みたい本は死ぬほど溢れています。少しでも「これはなんだかなぁ」と感じたら、つまみ食いして読むなり放り投げるなりしましょう。人生は短い。私に取ってはそういう一冊でした。

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著者プロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科教授

「2025年 『質的統合法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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