幸せって何だろう (JAF Mate Books 3)

  • JAFメディアワークス (2025年1月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784788624023

作品紹介・あらすじ

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)会員誌『JAF Mate』の超人気連載がついに待望の単行本化!
作家、エッセイスト、研究者、タレントなど、様々な執筆者が語る、幸せの形とは。
書き下ろし4篇を含む全68名の執筆陣が綴る、心ふるわすアンソロジーエッセイ。

【掲載著者 *連載掲載順】​
佐藤愛子 村松友視 川本三郎 安田菜津紀 宮本輝 中島京子 山下洋輔 華恵 養老孟司 尾形真理子 岸惠子 島田雅彦 江國香織 石黒浩 綿矢りさ 藤永茂 平松洋子 つんく♂ 小川洋子 白岩玄 山田ルイ53世 酒井順子 鷲田清一 高橋慶彦 武田綾乃 角田光代 ロバートキャンベル 下重暁子 レンタルなんもしない人 本上まなみ ブレイディみかこ 西村淳 川上弘美 はやみねかおる 稲垣えみ子 鴻上尚史 村田沙耶香 住野よる はな 吉田類 宮下奈都 万城目学 北川悦吏子 加藤千恵 福岡伸一 片岡義男 ヤマザキマリ 堂場瞬一 植草美幸 小山薫堂 柚木麻子 田中俊之 森絵都 石田衣良 森永康平 玄田有史 町田そのこ 小川糸 羽田圭介 藤崎彩織 みうらじゅん 吉本ばなな 松浦弥太郎 三浦しをん

*以下、書き下ろし:荻原規子 松任谷正隆 町田康 辻村深月

感想・レビュー・書評

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  • 自分の幸せって何だろうと
    考えてみる本だと思う。

    自分を見つめ直す機会を
    与えてもらいました。

  • 毎月届くJAF Mateに掲載されていた
    (幸せって何だろう)というエッセイの書籍化。

    毎月、今月はどんな方の幸せの話か、、、と
    数年欠かさず読んでいました。
    終わってしまい、寂しいうえ、紙の冊子はなくなるようで、尚更寂しい。。。

    作家さんだけでなく、音楽家、芸能、スポーツ、料理人、評論家、教授などなど分野を問わず、
    個性的な幸せのお話は、読みがいがあります。

    そして、、、読み進めるとわかる自分の好きな言葉や表現でまとめられた方のエッセイたち。

    私は、特に、江國香織さんや町田そのこさん、
    村田沙耶香さんの使われる表現や言葉が好きなんだなーと改めて感じることが出来ました。
    ↑他にもたくさん好きなお話ありますが、その中でも3名あげるとしたら、、、です、悩ましい。。

    売れっ子脚本家の北川悦吏子さんのお話も、
    さすが!な文章力。惹きつけ方が絶妙です。

    皆さんは、どの方のエッセイが響きますか?
    きっと心に響くものがあると思います!

  • アンソロジーなので意見の合う方・そうでない方、文体が好みの方・そうでない方など、個別での満足感は篇ごとに異なるが、全体を通じた読書体験はかなり良かった。毎晩枕元に置いて、寝る前に1つだけ数分で読む、それだけでなんだか少し満足な1日を送れた気がする。

  • 幸せって何?を題材に書かれた短いエッセイ集。その数、68人!これだけいれば1人や2人は好きな作家さんがいるのではないでしょうか。
    寝る前に少しずつ読んで、そうそう、幸せは身近にあって、人それぞれ感じるものだよねと。
    好きだなと思ったもの4つ厳選しました。

    中島京子 幸せは細部に宿る
    江國香織 シアワセの変遷
    ヤマザキマリ 幸せ″は人それぞれ
    小川糸 人生は宝物を探す旅

  • 幸せって、ホント人それぞれで、なるほど!だったり、そうだよね〜だったり。とても、楽しく読んだ。読み終えて、ほんわかしたので、これが私の幸せかもしれないね。

  • 幸せとは何かについて多くの人が語っている。
    統一した解はなく人それぞれのようだ。

    自分はどうかというと
    以前は胸焼けに苦しんでいたが 今は薬で
    なんともない これも幸せなんだなと思った。

  • 人の幸せってさほど響かない…。自分の心の狭さに気付かされる一冊であった。みうらじゅんさんの約束はどうなったのだろう。

  • 様々な方が幸せについて言語化されてるので、あぁ自分の考えはこういうことだったのかとはっきり明確にしてもらえた。
    為になる言葉が複数ありました。

  • 幸せについて、68人の著名人たちの短いエッセイ集。うんうん、と頷きながら読んだが、終わってみてパッと残ったのはと言われると…となってしまった。
    幸せの感じ方や幸せとは何かは人それぞれ。
    何かと考えなくても今幸せだな。

  • 幸せって人によって定義が違うから100人いれば100の幸せがある。それを各分野の著名人が書いたエッセイ。
    川上弘美の前に住んでいたとこで必要に迫られてやむなく免許を取り、毎日富士山を目の前に見ながら運転していた頃の話しが印象深かった。
    雨に日も晴天の日も、春、夏、秋、冬それぞれの趣があってそれはそれは贅沢なドライブ(ひとりで運転ってところもいい)だったんだろうなと想像がつく。
    角田光代が書いてるように、猫のおしっこの砂を取ってる時でさえ幸せなのかも。
    猫がいなくなったらその時間だって愛おしいと思う絶対。

  • 多くの人の考えから学ぶものがあった。
    今の自分が幸せを感じにくくなっていることが悲しくなったし、自分の幸せは自分で決めるものなのだと改めて感じさせられた。生活の見方を変えたい。

  • 2024-16冊目

    『#幸せって何だろう? 』
    (2025年2月発行)
    /68名の作家 著
    /#JAFMateBooks
    /読了日 20250127

    ★★★★★

    【上質なエッセイ集
    #AnthologyEssay 】

    いちばんよかったのを挙げようとしても
    ほとんど良くて20名ぐらい以下には絞れないかも

    テーマが良いからか!

    小学生が作文書いても必ず微笑ましくにっこりになるテーマだからか!

    旅のお供にとても合い、ぜんぶ良い気分になれたし、考えを深められた。

    そんな中、やっぱり凡人には書けないと思うほどの
    上質で心に染み渡るとか、脳にぴりりの刺激とか、個性の光冴え渡るとか、目が覚める発信「おい起きろ」とかの、読み応え満点極上の20名ね

  • いろんな人の、幸せに関するエッセイ集。
    幸せって、何だろう。これを手に取った時の私は、自分の日々に満足していなかったのかな…少し、答えを求めるみたいな気持ちで、興味を持ったのかもしれない。
    幸せとは何か、私が読んで感じたのは…決まった幸せの形なんていうのはなく、一人一人に違う幸せがあるのだということ。他人や社会の定義に依るものではなく、個人的な感覚である、それでよいということ。日々の中にあるささやかなものでも、達成型の大きな出来事でも、自分にとっての幸福の形を見つけるのが大切だということ。そしてそれは自分の人生の中において変化していくものだということ…。
    幸福というのは状態のことで、手に入れるものというより、感じるものだと思った。

  • p.95
    私には期待がある。私という人間への期待。その期待があるうちは生きられる。期待は私自身にするもの。他人に期待すると愚痴や不満にしかならない。自分への期待は自分にもどってくる。責任は自分にあるのだ。
    p.134
    たとえば家族に犬が増えたなら、犬の分、愛情が膨らんでいる。誰かの分が減るわけではない。決まった量を割るのではなく、湧いてくるものなのだ。愛情とか、よろこびとか、楽しさとか、つまり、しあわせみたいなもの。それらは限りがあるものではないらしい。どんどん生まれてきて、人生を輝かせてくれる。

    面白かったです。住野よるさんの作品と思って借りたら、色んな方のエッセイみたいな感じでした。養老孟司さん、町田その子さん、羽田圭介さんのお話がお気に入りになりました。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD10208422

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