野望としての教養: 大学講義

著者 :
  • 時事通信社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788700635

感想・レビュー・書評

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  •  著者の、かう言ふ良い講義を留め置かない、文字化のモチベーションのなさが もったいない。
     いじめられっ子の著者が、然るべきタームによってクラスを上げてやられてゐたからこそ このタームは使ふべきといふ、先生の言葉への向き合ひ方がかっこいい。

  • 36708

  • 挑発的教養論。

  • 教養はなぜつけるのか

  • 野望3部作その一

    民族学、社会学、歴史 nado nado 著者自身が好きなことを宣伝しようとするだけの本。当然面白いネタは多いものの突っ込みは深くはなりえないし思いつきのようなことも多い。ただ、宣伝だけあって想定しているであろう読者にいかに興味を持たせるか、という方法論はしっかりしているように思えた。重要なのは読者とネタの関係である。ネタ、もしくは学問そのものではあるまいと。別にそれで興味をもったところで著者に得があるわけでもないでしょう。感じは悪くなかった。

    「知識人が自分の仕事が、誰に必要とされているかを、どこまで自覚しているかという問題提起」
    「ハイソは嫉妬の矢の射程外」
    「次はこっちと約束の地を指さすのが近代イデオロギーのパターンですから。」

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著者プロフィール

浅羽 通明(あさば・みちあき):1959年、神奈川県生まれ。「みえない大学本舗」主宰。著述業。81年、早稲田大学法学部卒業。著書に『ニセ学生マニュアル』三部作(徳間書店)、『大学で何を学ぶか』(幻冬舎文庫)、『『君たちはどう生きるか』集中講義』『右翼と左翼』(以上、幻冬舎新書)、『教養論ノート』(リーダーズノート新書)、『思想家志願』『天皇・反戦・日本』『昭和三十年代主義』(以上、幻冬舎)、『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書)、『ナショナリズム』(ちくま文庫)、『野望としての教養』(時事通信社)、『教養としてのロースクール小論文』(早稲田経営出版)、『澁澤龍彦の時代』(青弓社)、『時間ループ物語論』(洋泉社)等がある。

「2021年 『星新一の思想 予見・冷笑・賢慮のひと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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