西洋諸國お菓子語り

著者 :
  • 時事通信出版局
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788705654

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 近年、日本でフランス菓子を謳うお店が多い理由とは?
    普段、生活していて耳にするお菓子はどこが発祥の地なのか?
    そんな疑問に答えてくれます。
    読むだけでヨーロッパのお菓子に触れ合え、歴史を学べる作品
    です。合間にある挿絵がオシャレ!

  • どこぞの紳士が語るという文体が面白くて、白ひげのパティシエが足組んでユリ椅子に座って喋っているのを想像しながら読みました。
    お菓子の歴史とその国が辿ってきた歴史や文化史がしっかり絡んでいて(当然か)、楽しくヨーロッパ史の勉強が出来ました。
    大学の授業を思い出した。
    レシピも載ってて、やっぱりお菓子にはこんなに砂糖が使われているんだよな、注意しなきゃな、と改めて危機意識を持ちました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1944年、東京生まれ。俳号・南舟子。明治大学商学部卒業後、フランス、スイスで製菓修行。第一回菓子世界大会銅賞ほか数々の国際賞を受賞。帰国後「ブールミッシュ」を開業。現在同社会長のほか、製菓フード業界の要職を兼ねる。フランス共和国より農事功労章シュヴァリエ勲章受章。2005年、天皇皇后両陛下より秋の園遊会のお招きにあずかる。2022年秋、「黄綬褒章」受章。現在、大手前大学客員教授。
主な著書に、『あめ細工』、『チョコレート菓子』、『万国お菓子物語』(講談社学術文庫)ほか多数。

「2023年 『日本人の愛したお菓子たち 明治から現代へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉田菊次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×