こちら石巻さかな記者奮闘記: アメリカ総局長の定年チェンジ

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788709546

作品紹介・あらすじ

朝日新聞敏腕記者が1年生「さかな記者」に転身。魚を見れば世界が見える。

感想・レビュー・書評

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  • 記者といってもいろいろだ、と。論説委員から定年後の行き先を通信局を選んだ著者は、希望を表明したときに同僚や先輩から批判されたようだ。朝日新聞の論説委員というと大学の教授になったり、何らかの団体に勤めるイメージだが、それを選ばなかった。地方に根ざせというのは地方紙の特権ではない。根ざす志はどの記者にもある。さかな記者になりたい、そんな20代の思いが本の出版にまでつながった魅力的な著者でした。

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著者プロフィール

(たかなりた・とおる)

ジャーナリスト・仙台大学教授。1948年岡山市生まれ。東京大学経済学部卒業。71年に朝日新聞社に入り、山形、静岡支局を経て経済部記者。アメリカ総局員(ワシントン)、経済部次長、論説委員などを経験。96年から97年までは、テレビ朝日「ニュースステーション」キャスターも兼ねた。98年から2002年までアメリカ総局長(ワシントン)。帰国後、論説委員に戻り、米州や国際経済を担当。定年を機にシニア記者として08年1月から11年2月まで石巻支局長を務める。11年4月から仙台大学教授。

 東日本大震災を機に、東日本大震災復興構想会議の委員に就任。また、震災で親をなくした児童・生徒を支援する「東日本大震災こども未来基金」を立ち上げ、理事長に就任。農林水産省太平洋広域漁業調整委員。農林水産省鯨類捕獲調査に関する検討委員会委員。著書に『話のさかな』(荒蝦夷)、『こちら石巻 さかな記者奮闘記』(時事通信社)ほか多数。

「2011年 『さかな記者が見た大震災 石巻讃歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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