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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784788712942
作品紹介・あらすじ
戦国の世を駆け抜けた稀代の軍師の実像に迫る。大河ドラマがもっと面白くなる。
感想・レビュー・書評
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黒田官兵衛と
信長→秀吉→家康との関係性を、詳しい時代背景と共に説明してくれる、良い本。
【新たな気づき】①官兵衛=権謀術数を思いのままに使った策謀家というイメージがあるが、+人情深い人物という意外な側面があった②自らも軍師であった秀吉は、官兵衛&半兵衛を戦国時代の一つの流行として側に置いた。官兵衛の役割は調略と交渉。③戦国時代の日本一頭脳の鋭い男と称される官兵衛はもちろん、家康も(人質時代に今川義元の軍師太原雪斎から学問を学んだ)大変な読書家であった。④官兵衛は実直=一言多い。バカなふりができない。晩年はユーモアも持ち合わせた。最終章の息子長政への教訓は感動物。
【備忘】信長のマインドで起業し、秀吉のマインドで拡大し、家康のマインドで経営を行えば最強。特に秀吉は経験値が圧倒的←自分が憧れるのは秀吉(常に使われる兵の身になって作戦を立てる)。信頼出来る人に仕えるときは官兵衛のマインド「この人の分身になって、頭の働きの一部を自分が引き受けよう。それも、この人が苦手なことや、あるいは後回しにしたいことを自分が先駆けてやろう」
上司とは、部下が出来ないことを出来る人。だから尊敬され、部下がついてくる -
小和田哲男氏著書の黒田勘兵衛に次いで読んだ。どちらも黒田官兵衛の生涯について変わらない内容だった。軍師と言われている官兵衛であるが、軍師として活躍したのは秀吉の中国攻め前後であると思われる。
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物語かと思ったが、分析解説書に近いかな!
著者プロフィール
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