明るい公務員講座

著者 :
  • 時事通信社
3.58
  • (1)
  • (5)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 48
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788714939

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読了2018043

  • 日本経済新聞社小中大
    記事利用について
    印刷 印刷
    あすへの話題新人諸君へ 元復興次官 岡本全勝

    2018/4/5付日本経済新聞 夕刊
     新年度が始まった。

     新社会人諸君、おめでとう。大きな夢と少しの不安で緊張していることだろう。早く仕事を覚えて、活躍してほしい。しかし、これからの人生、苦労もある。

     今の私を知っている人は信じてくれないが、若い頃、出勤恐怖症になった。仕事が進まず、職場が嫌になった。先輩が相談に乗ってくれて、乗り越えることができた。その後も悩んで経験を積み、他方で悩む部下を見てきた。そして気がついた、「みんな、同じようなことに悩んでいる」と。

     本人にとっては初めての大事件でも、世間ではありふれたことが多い。結婚式も海外旅行も。経験者から見ると、初心者はつまらないことで悩んでいる。私たちの職場では、「世紀の大事件」はめったにない。先輩に聞くと、たいがいの悩みは解決する。

     私は、政府と県庁とで、様々な仕事と職位を経験した。その経験で得たコツを本にした。その名も『明るい公務員講座』。後輩たちに教えたかったことは簡単だ。「明るくやろう」「一人で悩むな」

     本屋にはたくさんビジネス書が並んでいるが、若い職員には意外と役に立たない。「偉人に学ぶ仕事術」ではなく、「普通の人ができる仕事術」を書いた。公務員だけでなく、勤め人一般に通じると思う。

     仕事で悩んだときにどうするか。上司を説得する方法。後回しになっている仕事を進める方法など。小さいけれど大事な経験こそ、ビジネス書には書かれていない。読んでなるほどと思ったら、実践してほしい。既にやっているなら、威張っても結構。

     諸君、明るくやろう。そして、一人で悩むな。

  • 復興庁の事務次官まで上り詰めた筆者が、公務員として働く上での気構えについて記した本。書いていることに、目から鱗が落ちるような目新しい、斬新なアイデアがあるわけではなく、「うんうん、そうだよね」と思うような話が多いが、それを常に意識しながら働いているかというとそうではないので、しっかり文章化して意識付けるという意味では読んで良かったと思う。
    要は、「相手の立場になって考える」ということかと思う。部下であれば、明るく相談しやすい上司がよいし、カウンターパートだったら難しい案件であっても前向きに協議してくれる相手がよいし、お客さんだったら身だしなみがきれいでハキハキ話してくれる人がよい。そうした行動を心がけよう!ということでしょう。

  • 東2法経図・開架 318.3A/O42a//K

  • 復興庁事務次官や県庁派遣を経験してきた著者が、公務員としてよりよく働くための心構えや仕事の仕方について著したもの。

    いわゆる仕事術的なものはあるけれど、それはメインではなく、公務員として住民に信頼され、関係機関に信頼され、上司に認められるにはどう振る舞うべきか?ということが中心。派手なもの・奇抜な発想というものはなく、ある意味当たり前のことが書いてあるのですが、当たり前のようでできていないなぁ、と改めて振り返ることができた気がします。

  • 公務員初心者向けにためになる本

  • 公務員の仕事の仕方の初歩の初歩を、自治省キャリアであり、前例踏襲が基本の公務員人生において復興庁次官という前例の無いことまでやってのけた人が、公務員の先輩として後進に送る本。
    どの官公庁でも、民間でも使える話で、当たり前の話しか書いていないんだけど、一度自分の仕事を振り返ってみて、もっと改善できるな、という点もあったので良かった。
    中級編も書くそうで、楽しみ。

  • まぁまぁ面白い。

  • * 読了日20170408
    * 購入日20170331
    * Amazonで購入した。

全9件中 1 - 9件を表示

岡本全勝の作品

ツイートする