トランプ大統領とダークサイドの逆襲 ―宮家邦彦の国際深層リポート―

著者 :
  • 時事通信社
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788715059

作品紹介・あらすじ

トランプを米大統領に押し上げ、英国のEU離脱をもたらした民衆の不満。スター・ウォーズの「ダース・ベイダー」が陥ったような人間の暗黒面「ダークサイド」が世界を覆っている。トランプで激変する世界。「ダークサイド」「諸帝国の逆襲」をキーワードに米国、ロシア、中国、欧州、中東をQ&A方式でやさしく読み解く!

感想・レビュー・書評

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  • 眉唾本かと思ったが理解できるように書かれていた。
    国際政治や軍事の理解が少し進む。

  • 「先を読もうとすると、どうしても戦略的な発想をしなければいけない。地政学的な発想をしなければいけない。そのときに一番頼りになるのは経験ではなく、歴史であって、一番当てにならないのは極秘情報だ」

    「歴史的な争いは、後進が追いついたときに起こることが多い」

    「空白が生まれた時が、歴史が動くとき」

  • トランプ大統領により激変する世界。そこに至る要因は、それ以前の歴史から読み取ることができる。EU、中国、ロシア、イスラム等々。難しいテーマをインタビュー形式で分かり易く解いてくれる一冊。これからの日本はどうすべきか。庶民はただ見ていることしかできないけど、日々のニュースを理解するための一助となる内容でした。

  • 日本の課題について知りたくて読書。

    地政学リスクの意味を取り違えていた。

    日本は島国、海洋国家であることをしっかりと熟知して戦略を練らなければいけない。

    現状と課題は歴史から学ぶことで知ることができる。

    大陸との必要以上の接近は必要なし。よって、中国とも韓国とも現実的な距離感を持って接していくことが歴史からの教訓。同じ国益を持つ島国や海洋国家とアライアンスを組んで対抗していくことがこそが重要。

    アメリカ、台湾、フィリピン、オーストラリア、ニュージランド、イギリス、シンガポールあたりか。もし今の野党が政権を握るような政権交代を考えると心配になる。

    読書時間:約45分

  • 語り口調でわかりやすい。もっと分量があってもいい。

  • 図書館で借りて読んだ。

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著者プロフィール

1953年神奈川県生まれ。東京大学法学部を卒業後、外務省に入省。外務大臣秘書官、在米国大使館一等書記官、中近東第二課長、中近東第一課長、日米安全保障条約課長、在中華人民共和国大使館公使、在イラク大使館公使、中近東アフリカ局参事官を歴任。2005年8月外務省を退職し、外交政策研究所代表を務める。2006年4月より立命館大学客員教授。2006年10月〜2007年9月、安倍内閣で総理大臣公邸連絡調整官。2009年4月より、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。

「2023年 『通説・俗説に騙されるな! 世界情勢地図を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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