大学の問題 問題の大学

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  • 時事通信社
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本棚登録 : 95
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788716001

作品紹介・あらすじ

大学はどうあるべきか。激動の時代に生き残る大学、淘汰される大学の条件は。
新しい大学のあり方とは。お金がなくても「コスパのよい大学」の選び方と進み方は

感想・レビュー・書評

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  • 京都大と関西大の名誉教授で関西大東京センター長でもある竹内洋さんと、昨年春から同志社大学の学長顧問東京担当も始められた佐藤優さんの対談。

    織田信成さんみたいに単なる広告塔(と見なされている?)ではなく、スゴイ仕事してる佐藤優さん。
    必要な本を学生に買ってやっているそうですから!

    いろいろな話が面白かったけど、最近中高一貫に興味を持っているので、まずその話が参考になりました。

    それと東日本大震災のときの総理大臣は菅さんで、避難していた方が彼に悪態ついていた記憶があります。
    でも理系で民主党の総理でよかったと、佐藤優さん。
    「菅直人を翼賛せよ」という文章を書いたそうです。
    今頃知っだけど、ここは面白かったですね。

  • 佐藤優さんが、学生に勧めているのは、地方公務員の上級職員試験に合格する学力を付けること

  • ぜんぜん同意できるところがない。

  • 「教育とは異なる「受験教育産業」」になるほど。予備校講師の授業が理想像で、大学でも予備校みたいな授業を求める学生がいることに納得。

  • 京大の教育学部の元教授と今では出身大学の同志社でも教えているという佐藤優の大学に関する対談、と言うか放談会。それなりに面白い内容だとは思うけど、こんなんで1冊の本になるというのが著名人の特権だな。一応、「大学で何を学ぶのか」とか項目に分かれているんだけど、続けて話している対談のところどころに適当に名前を付けたとしか思えない。いや、決して内容が面白くないわけではない。日本の学歴は「入学歴」であるとか、女性問題に関する不祥事で辞職した東大出身の新潟県知事のこととかボロクソに言ってたり、日本の大学にまつわる高等教育と社会システムに関する指摘は鋭い。と言ってもいろんなところで議論されている内容を逸脱するわけではないけど。教養を学ぶ学部を3年ぐらいのコミュニティ・カレッジにして、研究をするのは大学院と区別する方が良いのでは、という意見はそうかもと感じた。結局、日本だと戦前の高等学校とその上の大学に区別すると言うことかな。

  • 大学というか、教育の話だなあ。環境とかシステムを批判するのではなく、同じテキストを与えられたって、ちがうことを教えることができる、むしろ与えられたものを批判するばかりで、自分の頭で考えてないんじゃない?なんて問題提起をされているように思えた。けっこう刺激的だったね。

    星野君の二塁打とか、前にどこで読んだんだっけ?知ってる話だった。やっぱり管理教育批判として、以前はこんなことが言われてたという否定的な意見だったと思う。佐藤氏はこれに対して、この話が書かれた文脈を考えると、星野君は関東軍だったという。できると思って、突出した結果、まわりがえらい迷惑をこうむった、と。そういう反省から書かれたテキストに対して、時代が変われば真逆の解釈が施される。面白い、と。

    そういうのもまた、自分で考え、道を切り開くありかたなんだろうな。

    読んでて、楽しかった。

  •  教養主義の没落も、かなり昔の話だけど、この国の中期~後期の高等教育の無方針ぶりと安上がりなところの背景への理解度によって、味わい変わる。

  • 著名な教育社会学者と作家との対談。「星野君の二塁打」の本来の主旨は、関東軍みたいなことは止めましょうということ、など面白い話もいくつかあった。

  • 佐藤優の大学に関するきちんとした理解のない中での発言が酷かった。しかし、これが世間一般の大学への見方なのだろうと感じた。

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著者プロフィール

1942年佐渡生まれ。京都大学教育学研究科終了後、関西大学を経て京都大学教育学部教授等を歴任。現在は関西大学東京センター長。

「2019年 『大学の問題 問題の大学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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