みんなの「今」を幸せにする学校 不確かな時代に確かな学びの場をつくる

  • 時事通信出版局 (2022年3月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784788718043

作品紹介・あらすじ

■「将来」から「今」へバランスをシフトすれば教育はかならず変わる!

子供も参画する校則改革、ICTによる授業改善、教育委員会会議の公開など、大
胆な教育改革で注目される教育長による初の著書!

感想・レビュー・書評

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  • 遠藤教育長のことが知りたくて、いたちょにおすすめしてもらって読了!!教育への思いが熱く、なぜ熊本市と連携を取ったのかが理解できた。

  • 元文部科学省職員の遠藤洋路氏が熊本市教育長として教育改革に臨んでいる。エージェンシー(行為主体性)を育てるという目標に感銘を受けた。

  • ICT活用による先進事例やフレンドリー・オンライン等、様々なトピックで教育会に一石を投じている熊本市遠藤教育長の書籍。ウェルビーイングやエージェンシー等、考えの根拠を明らかにしつつの主張は明快で分かりやすかった。今の時代の教育というものは、子どもたちの「未来」を幸せにするものであると同時に、子どもたちの「今」を幸せにするものでなくてはならないというメッセージには改めて刺激を受けました。子どもたちの教育に携わる関係者がそれぞれの立場から努力していかねばと、心を動かされました。

  • 国や教育委員会の方々に読んでいただきたい。
    管理職としてできることは何か?

    知徳体全て兼ね備えることは不可能。不完全でも幸せに暮らせる子供たちを育てたい。
    ウェルビーイング=よいーあり方。エージェンシー=よい方向に向かう能力や意志。

  • 教育というふた文字について深く考えさせられました。私自身も、子供達の幸せを願っていることには違いないのですが、考え方を改めることができました。自身の行動を振り返ってみたいと思います。良書に出会えたことに感謝いたします。

  • Twitterで遠藤さんをフォローしていたので、購入してみた。本を読んで思ったのは、このような方がうちの自治体にいてくれたら…ということだ。だからせめて、この本から学校レベルで取り入れられることはやってみようと思う。

  • 著者の遠藤さんは教育委員会の長として熊本市に赴任されてきて、活躍されてきた方。また、元々官僚としても活躍されていた方。だからだろうか、自分とは視座が異なるなと感じました。
    全体的な姿を見つめ、仕組みやルールを確実に作成することで子供たちの「今」に焦点を当てた考え方をされていると感じました。
    教育委員会と学校との繋がり、できることとできないことなどが整理されていてとても勉強になりました。

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著者プロフィール

遠藤 洋路【えんどう ひろみち】

熊本市教育長。1974年12月15日高知県生まれ。1997年文部省(現・文部科学省)入省。2002年ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(公共政策学修士)。2006年7月文化庁文化財部伝統文化課課長補佐。2007年4月熊本県教育庁社会教育課課長。2009年8月内閣官房知的財産戦略推進事務局総括補佐。2010年10月同省退職、同年11月より「世界に誇れ、世界で戦える日本」のための人材・政策・組織を創るために起業した『青山社中株式会社』の共同代表。2014年4月法政大学キャリアデザイン学部兼任講師(現代教育思想)。2017年4月より現職。

「2022年 『みんなの「今」を幸せにする学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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