- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788908048
作品紹介・あらすじ
相手を意識しすぎて、自分を素直に出せないのはなぜ?「自分中心心理学」で変わる、明日からのコミュニケーション。
感想・レビュー・書評
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相手に何かを伝えたいとき他者中心の感覚ではなく自分中心の感覚で考え、伝える。
→イラッとしたときとかに他者中心の考えで責めがち。これからは「私は…」という一人称で伝える言い方をしていたい!
すぐに実践できるかと聞かれればすぐには難しいかなという内容だったけど、方法を知ることで心はラクになる。 -
目次より
・「言ってもムダ」という気持ちが起きるのはなぜか
・子どもの頃の体験が自分の言動パターンを形づくる
・「自分がどうしたいのか」を考える
・自分を表現できれば、心が解放されていく
・「自分のために表現する」と思えば、弁が立つ必要はない -
人の目を気にしたり、こうするべきという思考に縛られて「自分はいったいどうしたいのか」ということを忘れてしまいがたち。
相手を自分の思い通りにすることを目標とするのではなく、自分の気持ちを表現することによってハードルを下げる。 -
他人がどうかではなく、自分の感情に気づき、それを表現していくことで、言いたいことが言える、気持ちがラクになる。心理カウンセラーである著者が、カウンセリングの実例を示しながら、その考え方を教えてくれている。
この本を読むだけで言いたいことが言える自分になるには、時間がかかるだろうが、何らかのヒントにはなりそう。 -
2012年度ブックハンティングで選書された図書
【推薦コメント】
言いたいことが言えず、自分の気持ちを素直に出せないという場面に遭遇したことは誰しもあるはずだ。この本はその背景を解き明かし、もっと楽に話すことのできる方法を紹介している。人間関係で思うところがあるのなら、目を通してみてはいかがだろうか。
【配架場所】図・3F開架
【請求記号】361.454||IS -
特に後半部分がヒット。
自分がどうしたい?どう思ってる?ってのは、意識してないとなかなかつかめないんだよね。
それを、相手に伝えるかどうかは別としても、自分の第一感情は何なのか?がつかめるだけでも、気持ちがラクになるのは実感です。
渦中にできればいちばんいいんだけど…。
これは日々練習して習慣付けていかないとできないかも。
親との関係性を解説してるところがあるけど、そこだけは、わたし的にはあまり気持ちよくないというか賛成しかねるというか、
私は親のせいにはしたくないのでね。 -
カウンセリングなどしている私は,話すことより聞くことが大切と,日々思っているのですが,やはり言いたいことがきちんと相手に伝えられずイライラしている人に出会うことがよくあります。
自己紹介にも書かせていただいていますが,カウンセリングの本はかなりの数を読んでいます。したがって,どうしても,今まで読んだ本と比べてしまうのですが最近は聞くことより,自己表現に移ってきているように思います。おそらく外国での交渉力,プレゼンテーション能力の向上をねらいとする国策が関係していると思います。
フォーカシングでも自分の気持ちにふれた話ができる人と事柄だけで気持ちにふれた話ができない人を比べると,自分の気持ちにふれた発言ができる人のほうがカウンセリングの効果は高いと言われています。
しかし,人の話をきちんと聞き理解する力も必要です。しかし,話がきちんと聞けないのは,自分の中の感情がきちんと処理されていないからです。この本では聞くことと話すことを相反するものととらえるのではなく,聞ける人=話せる人として,書かれています。
気になることを挙げると,
マイナスの感情はどう扱うのか?
ピッタリと言語に表わせられないときはどうするのか?
例えば言語以外の方法を使って「言える」ようにするのか。
マイナスの感情は言語化し,聞いてもらうことで浄化作用があるといわれているが,本書ではその部分が詳しく書かれています。とかく,人を傷つけたり,言った後嫌な気持ちになったりすることが多いのですが,この本によると言葉を単に聞こえがいいように変えるだけでなく,相手に対する自分の気持ちに正直に向き合うことで,うまくつたえられるようになると詳しく書かれています。
あとは,この本を読んで詳しく知って,言いたいことがきちんと言え,ラクになってみてください。 -
「何をすべきか」ではなく「何をしたいか」。「他人からどう見えるか」ではなく「自分がどう感じるか」。どちらを大切にするかで生き方はだいぶ違ってくる。
http://mylovelybooks.jugem.jp/?eid=425