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Amazon.co.jp ・本 (254ページ) / ISBN・EAN: 9784788910416
感想・レビュー・書評
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自分がより成長するためには
自分の長所をのばすのが
いいと言われます。
でも、長所を伸ばす前に
基本的なことは身につけておくべきです。
本日ご紹介する本は、
自分の個性を主張する前に、
まずは、世の中のスタンダードを学ぶべきである
として、11個のスタンダードを紹介した1冊。
「11」のスタンダードとは、
定番、笑い、社交、時間、お金、汗、
食事、本、尊重、余裕、発想。
そして、各々の項目に関して、
各界の一流と呼ばれる人の
考え方やエピソードが紹介されています。
あたりまえのようなことですが
なかなかできていないこと
それが、スタンダードです。
「笑い」
基本、笑いというのは「サービス精神」がないと
できないものです。
周りの人に気をつかうからこそ、
笑わせようという行動をとれます。
いつも周りを笑わせてくれる人は
周りに気遣いができる人間です。
「積み重ね」
野球選手のイチローの言葉に
「小さいことを重ねることが、
とんでもないところへ行く、ただ一つの道」
というのがあります。
短期間、集中して頑張ったからといって、
大局的な成果は得られません。
日々の小さな積み重ねがあってこそ、
本当の成果が得られるということです。
「大局」
大事なのは目先の利益に捉われるのではなく、
先を見据えた「大局」をつかむこと。
目の前の利益ばかり追いかけてしまうと
積み重ねがなかなかできません。
常に遠い未来を見ながら、日々それに向かって
積み重なるようなことをすることが大切です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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基本、笑いというのは「サービス精神」がないとできないもの=気遣いができる人間
つねに外部との扉は開けっ放しにしておく=仕事で最も大切な要素
何かを学んだり、吸収したければ、積極的に身銭を切るべきだ
小さいことを重ねることが、とんでもないところへ行く、ただ一つの道
どれだけ過去の作品を知っているかは、それだけ先人をリスペクトしているかと同義語
余裕がないと、実りあるクリエイティブワークは望めない
一刻を争う状況において、次善の策を考える余裕こそ、ビジネスでは重要
大事なのは目先の利益に捉われることなく、はるか先を見据えた「大局」をつかむこと
オンリーワンを目指すのはいいが、それなりに時間がかかることを覚悟しておいたほうがいい
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◆目次◆
プロローグ 巷のビジネス書に手を出す前に、読むべき本がある
1 定番 オンリーワンを目指す前に最低限、やることがある
2 笑い ジャンルを超え、仕事ができる人たちに共通するスキル
3 社交 一介の新人が重要な仕事にありつける、ある秘策とは?
4 時間 たとえば、4分の1の睡眠で睡眠不足は解消できる
5 お金 「金で済むことじゃないか」の正しい使い方
6 汗 ディズニーランドとイチローに共通する、ある秘策
7 食事 四季の国・日本に暮らしている意味とは?
8 本 自分に役立つ本とは何か? また、その見つけ方
9 尊重 日本人に欠ける、リスペクト精神の重要性
10 余裕 クリエイティブワークに最も大切なスキルとは?
11 発想 過酷なサバイバルゲームを勝ち抜く、たった1つのコツ
エピローグ さあ、これであなたは、オンリーワンへ踏み出せる
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/a13a4e940d44341f.png
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へりくだったような物言いではあるが、「みんな、こんなこと知らないでしょ」的な、教えてやる目線を随所に感じる。年をとってしまった人間から見ると、滑稽でもある。
たとえば「日本の旬を味わうために1万円の寿司屋に月に2回はいく」と書いて、若い読者に「カッコイイ」と思われるか「何イキがってんだ」と思われるか。著者はまだ後者だな。そんなセリフにふさわしい、生き方の「厚み」みたいなものが全然感じられない。
それと可笑しいのが、ホイチョイの馬場氏をやたら持ち上げているところ。たとえば若き日の著者が馬場氏に「海の家のプロデュースをしないんですか?」と聞いて「いやしくもクリエイターを志す人間の言葉と思えないね」と一喝されたというエピソード。その言葉を発した人物が作った作品が、セクハラ、パワハラ、モラハラ満載の「きまぐれコンセプト」であり、タイトルからして目をそむけたくなる「東京いい店やれる店」である。まさに広告業界人だなという感じではあるが。 -
ホイチョイ本。
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①定番:オンリーワンを目指す前に最低限、やることがある
②笑い:ジャンルを超え、仕事ができる人たちに共通するスキル
③社交:一介の新人が重要な仕事にありつける、ある秘策とは?
④時間:たとえば、4分の1の睡眠で睡眠不足は解消できる
⑤お金:「金で済むことじゃないか」の正しい使い方
⑥汗:ディズニーランドとイチローに共通する、ある秘策
⇒p118・・・交渉相手や交渉内容の事を徹底調査して、他人の意見もよく聞いて考えるという。そして、いったん自分の考えが固まったら、今度は「相手と心中する気」で交渉に臨む
⑦食事:四季の国・日本に暮らしている意味とは?
⇒p141・・・「おいしい店との付き合い方」
⑧本:自分に役立つ本とは何か?また、その見つけ方
⑨尊重:日本人に欠ける、リスペクト精神の重要性
⑩余裕:クリエイティブワークに最も大切なスキルとは?
⇒p228・・・ハマトンの「知的生活」
⑪発想:過酷なサバイバルゲームを勝ち抜く、たった一つのコツ -
何のきっかけだったのか忘れてしまいましたが、何か迷いがあれば、原理・原則に立ち返るというのが原則。新年を迎え、それを知る本として手にとってみました。
内容としては、いろいろ本などで語られている内容を分野ごとに再構成しており、非常に読みやすくまとめられていると思います。いろいろな著名人のエピソードが、著者独特の視点で盛り込まれているので、気になったエピソードなどがあれば、ここから別の本の入っていくための、まさに指南役になるでしょう。
少し偏りがあるような気もしないではないですが、さらっと読め、入門書としてはいいと思います。TDLの誕生を機に世の中が変わっていったという視点はおもしろですね。
<この本から得られた気づきとアクション>
・男のお洒落はスタンダードで。個性的なお洒落は単なる場違い
・新人が仕事をもらえるのは「たまたまそこにいたから」。扉は常に開放する
・猪瀬直樹「睡眠は貯金できないが、借金は返せる」
・1時間半の昼寝は、夜間一晩分の睡眠に等しい
・週に1時間程度、己を省みる何もしない時間は必須。自転車が最適
・同じ時間で最大限の情報を得るには、映画などの「カンヅメディア」が有効
・お金で解決できるケースは、進んで「金で済むことじゃないか」と払う
・10分1000円の法則。
・『男の作法』(池波正太郎)、『ヨーロッパ退屈日記』(井丹十三)
・1983年のTDLの登場で世の中がマーケティング的になった
・衣食足りてクリエイティブを知る。清貧は知的生活の追い風にはならない
<目次>
プロローグ 巷のビジネス書に手を出す前に、読むべき本がある
1 定番 オンリーワンを目指す前に最低限、やることがある
2 笑い ジャンルを超え、仕事ができる人たちに共通するスキル
3 社交 一介の新人が重要な仕事にありつける、ある秘策とは?
4 時間 たとえば、4分の1の睡眠で睡眠不足は解消できる
5 お金 「金で済むことじゃないか」の正しい使い方
6 汗 ディズニーランドとイチローに共通する、ある秘策
7 食事 四季の国・日本に暮らしている意味とは?
8 本 自分に役立つ本とは何か? また、その見つけ方
9 尊重 日本人に欠ける、リスペクト精神の重要性
10 余裕 クリエイティブワークに最も大切なスキルとは?
11 発想 過酷なサバイバルゲームを勝ち抜く、たった1つのコツ
エピローグ さあ、これであなたは、オンリーワンへ踏み出せる -
型を持っているから型を破れるけど、型を持っていない人間が好き勝手やってもそれは「型なし」だっていうのは非常に納得。
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三葛館一般 159||SH
誰もが知っている一流の仕事人を取り上げ、大人の社会人として、最低限、身につけなければならないビジネススキルについて説明しています。
『スタンダードをきちんと習得できていてこそ、個性を発揮できる』
思わず、「なるほど!」と頷いてしまう内容です。
分かりやすくて読みやすいので、気軽に手に取ってみてください。
和医大OPAC → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=59804 -
著名人や成功した人の下済みであったり、見えないところでのマナーや心の余裕が大切であることがとても分かりやすく書かれていた。ジョークの使い方ひとつで頭の良さが分かるというのは尤もであると感じた。ざっと通して読みやすい本であった。
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・出来る人間は雑談が面白い。幅が広く、器が大きい。
・イギリスの探検家ラポック「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしてもそれは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。」
・後藤新平「金を残して死ぬのは下だ。仕事を残して死ぬのは中だ。人を残して死ぬ者は上だ。
・イチロー「小さいことを重ねることがとんでもないところへ行くただ一つの道です。」 -
著者が一緒に仕事をしたり、聞いたりした世間で一流と呼ばれる人が大事にしている11項目に分けてスタンダードの大切さを説いている。
守破離という概念が欧米の世界でもあることや
基本ができていないで自分のオリジナルとうそぶく人の
形なしぶりを批判している。
内容的には新鮮味という意味で面白みに欠けるが
面白い逸話もありあっという間に読める。(2時間程度)
巻末に参考文献が書いてあるが、数冊興味があるので
ぜひ読みたい。 -
スタンダード、プリンシプルの大切さを説いた自己啓発本やビジネスパーソンの土台となるべく書。内容はあまり深くまで言及したものではなかったが、端的に要点をつかんでいたように思う。タイトルにもある11項目とは、「定番・笑い・社交・時間・お金・汗・食事・本・尊重・余裕・発想」である。どれも一流の人たちには身についているべく要素であることはまず間違いない。自分に足りないところだけでも、また全体から何が足りないのかを学ぶ上でも、一読する価値は十分にあるように思う。一流を学ぶには一流に触れるしかない。そして、一流になるべく少しずつでも変化を起こしていくしかないのである。
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かの有名な市川猿之助が言う所の「型がしっかり出来てこそ、型を破る事ができる。型をなしていなければそれはただの型なしである」というある意味、基礎の基礎のお話。大人としての型について11のテーマ(定番、笑い、社交、時間、お金、汗、食事、本、尊重、余裕、発想)について書かれたもの。読んで損はないがわりと男性向きに書かれているような気もする。
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定番
基本的なことができてはじめてクリエィティブは花開く
笑い
気遣いのできる姿勢
社交
積極的に外部と交わることを大切にする
それは外部との扉を開け放しにしておく。
時間
早朝を有意義に使う
何もしない時間を作る
歩く、自転車に乗る半強制的に自分と対峙する。
お金
何かを学んだり吸収したければ積極的に身銭をきる
お金で解決できるケースは進んで払う。四の五の言わずに。
余裕
衣食足りてクリエィティブを知る。
経済的余裕
経験的余裕
発想
優れたアイデアはシンプルで美しい。
迷ったときは原点に立ち返ろう。 -
仕事や生活をしていく上での心得や姿勢について書かれている。
言われると当たり前だなということが多いが、そういたことに改めて気づかせてくれるそんな1冊。 -
正確に言うと、自分が基本をしっかり身につけてきたことを
忘れて、応用ワザばかりを説いている、ということです。
ピカソの前衛的な表現が、若き日に鍛えたデッサン力に支えられて
いるように、ビジネスで奇想天外なアイデアを繰り出す人も、じつ
はその土台には、若き日に培われた基礎力があるのです。
本日ご紹介する一冊は、そんな基礎力の重要性を、ホイチョイ・プ
ロダクションズのブレーンを務める企画のプロ、指南役が説いた一冊。
歌舞伎役者の市川猿之助やマイケル・ジャクソン、手塚治虫、ピカ
ソ、イチローなど、古今東西の優秀な仕事人の言葉を挙げながら、
一流の心構えや規律を説いています。
死ぬ間際まで「絵がうまくなりたい」とこぼし、終生、漫画家の基
本である“画力”を磨くことを怠らなかった手塚治虫、ユーモアを
交えながら読者を喜ばせようとする村上春樹、「ファンが、聴きた
い曲をやる」ことにこだわったマイケル・ジャクソン…。
やはり一流の人は、思想や姿勢が根本から違うんだな、と感じた一
冊でした。
土井の新刊『20代で人生の年収は9割決まる』ではないですが、こ
の本も、若いうちに読んだ方がいい本だと思います。
型破りという言葉がありますが、型を知っていて、破るから効果
があるのです。型を理解しないまま自己流でむちゃをするのは型な
しという行為。この違いを認識していなければなりません」
(歌舞伎役者 市川猿之助)
20世紀の偉大な芸術家の一人に、パブロ・ピカソがいる。「ゲルニ
カ」に代表される、きわめて前衛的な“キュビズム”を確立した人
で有名だが、そんな彼も、青の時代と呼ばれる若き日の作品では、
みごとなデッサン力を見せてくれる
「ファンが、聴きたい曲をやる」(マイケル・ジャクソン)
もし、あなたがこの先、クリエイティブな仕事やライフスタイルを
身につけたいのなら、それは奇をてらうことではない。まずは丁寧
に、完璧に──スタンダードを極めることである
漫画の神様、手塚治虫さんは、死ぬ間際まで「絵がうまくなりたい」
と口ぐせのようにこぼしていたという。フリーハンドで正確な円を
描ける神様でさえ、終生、漫画家の基本である“画力”を磨くこと
を怠らなかったのだ。神様が、である
総じて、“できる人間”は雑談がおもしろい。無駄話がおもしろい。
要は幅の広い、器の大きい人間ということだ
読者を楽しませようとするサービス精神。その結果がユーモラスな
比喩なのだ
将来を担う子供たちと接することを、手塚さんは何より優先していたのだ
抜擢の理由の多くは“その新人が、たまたまそこにいたから”である
「他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥
ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは
立派な恥だ」(イギリスの探検家 ラポック)
大人として、社会人としての基本は──「お金に清潔なこと」であ
る。そして必要あらば、積極的に身銭を切れることである
“汗”に勝る近道はない。愚直なまでの正攻法が、実は最も効率的
たとえ、尊敬する人物がスランプに陥っても、以前と少しも変わら
ぬ尊敬の念を抱き続ける──恥ずかしながら、その種のリスペクト
文化は、日本は欧米に後れをとっていると認めざるを得ない
余裕がないと、実りあるクリエイティブワークは望めない -
指南役の本はすごーくすぐ読めて、読みやすくて大好きです。これを読めばかっこいい大人に近づけるはず。とりあえず読後は近づいた気がする。
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