- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788910607
作品紹介・あらすじ
できる上司は知っている。「部下の信頼=会社の評価」ということを-10000人の若手社員のホンネを集約し自分もチームも結果を出すヒント。
感想・レビュー・書評
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すごく分かりやすい。
小難しい言葉で回りくどく書くとかでなくて。
直球で伝わってくる。
過去、部下だったことのあるリーダーの人は、必ず1つは抉られる。
できていないこと。
間違っていなかったこと。
その抉られ方は、人それぞれだと思うけど。
リーダーになりたての人はもちろん。
10年以上経って、まだ悩んでるような人(=私)は思い出すと思う。
その部下だった時の理想の上司を。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
部下の本音が分かる。人間力、仕事力、職場力、育成力で構成。個人的に以下を気をつけたい。
○人間力
•気分屋と思われると、仕事がしにくい。時々鏡で自分の表情をチェックしてみる。
•実務のやりすぎの解消法は、部下に仕事を下ろしていくことに尽きる。自分でやったほうが早いと言う考え方から抜けられない管理職はそこ止まり。
○仕事力
•役割分担は業務で分けずに「目的」で分ける。役割はポテンヒットになるよりもバッティングする方がマシ。
•指示は次の3点を意識する。「目標」(納期と期待品質)と「やり方」(習熟度に応じて)を「肯定的」に表現する。
•判断しないことより、間違った判断をするほうがマシである。
•他の業務がよくわからないうちはあまり細かい点に踏み込まず、大きな方向性を示し、総額予算に目を光らせて全体管理に徹する。
•実務だけを追っても、業務に必要な知識の全体像は見えてこない。 -
・感想
管理職になる前の方もぜひおすすめです。
部下や後輩1人でも持ったら、上の方の目線を知るなら。
この書籍を読んでも良いと思いました。
・Todo
メンタルは最悪の想定をしておく
プランBを考える。
・自分に厳しく、感情のコントロールをする。
・俺に任せろと言う
★責任は俺が取るという。
・先見性を持っておく。
日経新聞の記事を読む。その情報が自分にどう影響するかを考える。
・自分の判断基準を持つ。
・業務知識習得のため、裏で猛烈に勉強する。 -
ある上司は自分の職場を
「困ったことは、なんでも相談できる職場にしたい」
と言っていました。
部下の方々は自分の職場について
「上司がいつもいないので、相談したくてもできない」
と言い、上司にもっと席にいてほしいと望んでいました。
上司が実現したい職場作りの最大の障害は、
他ならぬ自分自身だったのです。
このように、上司と部下の溝は広がりつつあるのが現状です。
部下の声の中には身勝手に思えるものもありますが、
そこにはリーダーシップ、チーム運営、部下育成のヒントが
数多く含まれています。
著者がこれまで研修で出会った10,000人の部下のナマの声を集約した、
自分もチームも結果を出す50のヒント! -
職場で管理職やリーダーになりたての人、これからなるぞ、という人向けの内容でしょうか。非常にわかりやすく書かれており、このなかのいくつかだけでも「これは!」と思うものを日々の実践として取り入れていけばよいのではないでしょうか。個人的には育成に関するパートに心惹かれるものがありました。
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計画的に、継続的に、意図的に。
指導する側もされる側も人間同士という難しさ、でも諦めず、どうすればいいか。
役割が違う以上、指導される側に、工夫や努力が必要。 -
アドラー心理学的にはどうかという観点で読んだが、一部食い違うところかあり。
部下の要望をそのまま聞いても、ダメな部分がある気がする。部下がどんな不満を抱いているのかという部分は事実なので、その対策は個々でブラッシュアップすべきだと思う。 -
◆理由
自分は上司ではないが、上司として部下から求められる部分は外部とやり取りする際にも参考になるのでは考え、本書を選択した。
◆気付き
身だしなみや報連相、業務ルールや依頼を行う際の線引きなど、どのような部分を気を付けて行うべきか説明されており、自分を振り返るきっかけに出来た。
◆アクション
外部とのやり取りにおいて、納期を決めたら待つ。
進捗が気になる、確認したい場合はあらかじめチェックポイントを設ける。 -
基本的には知っていることでも、思い出すことは大切ですよね。