アメリカのスーパーエリート教育: 独創力とリーダーシップを育てる全寮制学校

著者 :
  • ジャパンタイムズ出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789010047

作品紹介・あらすじ

創造力もモラルもない受験エリートが日本を没落に導いている。革新的なアイデアを個人の力で生み出す「独創」力とリーダーシップ、さらに社会奉仕精神を兼ね備えた真のエリート=スーパーエリートはどのような教育から生まれるのか。

感想・レビュー・書評

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  • 改訂版のほうが先に読んでいたんだわ。

    これまとめたのが、PHPから出てるね。

  • 高等教育

  • アメリカの超お金持ちの子供達が行く全寮制学校。その理念から学生たちの日々の生活、ペナルティの制度までくわしく書かれている。映画などを見て漠然と描いていた全寮制学校というものがより明確になった。

    が、著者があまりにボーディングスクール、というよりアメリカに夢を持ちすぎている。確かにボーディングスクールは素晴らしい。莫大な金はかかるが、子供の成功を願う親たちが日本の教育では心許なく感じるのは当然だろう。
    それはいいのだが、深い考察もなく、アメリカ万歳、日本は終わっている、という著者の物言いが鼻につく。
    ボーディングスクールを取り上げる以上、日本全体の教育制度というより日本のトップの私立教育と比較するべきである。それをマスコミが取り上げるような日本の教育問題と比較してアメリカの素晴らしさを語っても、まったくナンセンスだ。
    著者自身、ハーバード大学出の生粋のエリートである。それを考えると、エリート教育というのは、とても美しく、狭く、結局アメリカの現状なんて知らされずにアメリカの理想を学ぶ場所でしかないのかと疑ってしまう。

    この本が出版されて12年以上経った今も、著者はアメリカを絶賛することができるのだろうか??

  • TOPPOINT 2010年12月号より。

    著者は弁護士・弁理士。
    京都大学卒業。
    通産省入省。
    ハーバード大学卒業。
    ペンシルベニア大学ロースクール卒業。
    ・・・スーパーエリートです。


    真のエリートを育てる、ボーディングスクール(全寮制学校)。
    米国にある、この教育機関について詳述。

  • 日本を脱出して良い教育を受けさせるべきか?

  • 日本では「ゆとり教育」とか何とか言われて、どんどん生ぬるい教育になっていってます。
    それにだいたい私の子供時代からあまり変化がない。
    どこの学校がよくて、どこの学校に行くとこうだとかって、昔とった杵柄(?)でだいたい想像できたりします。

    でも、気になっていたのです。教育が変わってないことについて、そしてさらに楽になっていることについて。
    だってね、私が教育を受けてきた高校生ぐらいまでの時代ってバブルが崩壊する前の話。
    日本がどこよりも優れていて、このままずーっといけるんじゃないかと日本全国で勘違いしていた時代。
    そのときと、うちの息子達が同じ教育でいいはずがない。
    社会が求めているものも、幸せの価値観も変わってきたのだから。

    そんな中これを読んでものすごく魅かれてしまった私^^
    ボーディングスクールって素敵♪
    息子達もこんな教育を受けさせられればなあ…単純(笑)

    18歳になったら家を出て行かせるというのを我が家の教育方針にしようとしてたけど、もう少し前倒しかな?(笑)

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