9割の日本人が使い方を間違える英単語101

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  • ジャパンタイムズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789014700

作品紹介・あらすじ

コアの意味を捉えたイラスト、わかりやすい解説、ポイントを押さえた例文で、手ごわい英単語の正しい意味と使い方がわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 5つのレベルで、間違いやすい文法、よく似た単語、自動詞と他動詞の使用方法、前置詞用法等の例題を示してくれる。
    日常的に使わないので、たまにこういう本で学習しておかないと、完全に忘却してしまう。

  •  大学受験の英作文では定番の、put onとwearの違いとかmost favoriteとは言わないとか、suggestは二重目的語を取らないとか、I am belongingとかThe list is includingみたいな進行形は出来ないというレベルの語法の話から、I managed to miss the last train.の訳とか「実質的に」の意味のvirtuallyのような盲点の部分、さらには「参加資格を得る」の意味で使う時のqualifyは自動詞、とかcomplimentaryとcomplementaryの混同、discreteとdiscreetの混同といった上級レベルでも間違ってしまうミスなど、101の語について、誤文訂正をする例文と解説、他の例文を紹介している。
     例文は身近なもので日常的に英語を使う上で役に立ちそうなものが多い上に、大学受験の英作文の特に語法面での基本や盲点を確認する本としても使えそう。ただおれが受験英語の説明に慣れ過ぎているせいか、あるいはもっとこの本が厳密になろうとしているせいか、正直説明が分かりにくいところも結構ある。例えば、受験英語のよくある説明だったらsuspectはthinkでdoubtはdon't think、とかincludeは構成するいくつかの要素のうちの1つが含まれている場合、containは主要なものとしてそれが含まれている場合とか、tryモノ・challengeヒトという感じで、とりあえずはそんな感じで説明した方が頭に入ると思うのだけれど、なんかごちゃごちゃニュアンスの違いとか書いてある説明が分かりにくく、さらに例文を読んで何となく分かるかなあという感じのものもある。あとは、「初級者が間違えやすい単語」から「上級者も間違える危険な単語」まで5つのレベル順に書かれているが、初級、中級、上級に関わらずどのレベルの単語も間違う人は間違っちゃうんじゃないかと思うし、それよりは他動詞・自動詞の混同とか、文型のミスとか、「誤りのタイプ」として分類されているerror type別に並んでいた方が学習しやすいと思った。あとはイラストは例文の内容に合わせた方がいいかなあとか。
     とケチをつけてしまったけど、上にも書いた通り例文は割と使えそうなものも多いのはこの本の良いところだし、おれも知らなかったこともあったので、勉強になった。(21/04/02)

  • jpn 日本

  •  英文和訳をしている分には困らないけれども、いざ自分が英語で話そう、書こうとすると、迷い躊躇うような単語が見開き頁で解説されていて、なかなか便利。
     基本的には類語使い分け辞典と変わらないのですが、2ページで絵も用いての解説ですから情報量、或いはイメージし易さが違います。
     取り敢えず単語帳として覚えてしまえば結構、使えると感じました。

  • ・she is wearing glassesのようにwearを進行形にすると、ふだんは眼鏡をしていないが今は珍しくかけている、といったような一時性を強調することになる。
    ・水平方向に深いこともdeepは言える。a deep caveなど。
    ・僅差で: by a narrow majority
    ・ウィリアムと一緒にいるといつも楽しいはI always enjoy William's companyと言える。
    ・joinはしっかり活動しているものに加わること、join inは一時的なものに加わること。
    ・prove to beは判明する、明らかになるなどとかなり使い勝手のいい表現。prove that はthat以下がすでに事実としてあったことを証明したというニュアンスになる。
    ・manage to doは不覚にも~する、という意味もある。
    ・「やっぱりね」=That figures
    ・「わたしが悪いんです」=I am to blame.
    ・「ここにいるのは場違いな気がする」=I don' t feel I belong here.
    ・conventionalには、大会の、という意味だけではなく、従来からある習慣という意味もある。
    ・ashameはembarrasseに比べて、道徳的に恥ずかしいというニュアンスがある。
    ・手術するは、operate on。

  • 阿部 一 (著)
    目からウロコの連続!

    この単語、じつは間違いなんです!
     ↓↓↓
    Eric challenged sashimi for the first time.
    (エリックは初めて刺身に挑戦した)

    inform, naive, access, claim …
    あなたはこれらの単語を正しく使えますか?

    15万語のラーナーズ・コーパス(英語学習者のミスを集めたデータベース)を元に、英語中級学習者が誤解したり、誤用したりしやすい単語101を厳選。イメージの湧くわかりやすい解説とポイントを押さえた例文で、こうした単語の正しい意味と使い方をお教えします。

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著者プロフィール

1961年生れ。東洋学園大学教授。

「2018年 『個人空間の誕生 食卓・家屋・劇場・世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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