黄昏に生まれたから (ヴィレッジブックス F ハ 2-1)

  • ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ
3.58
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本棚登録 : 105
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789718035

感想・レビュー・書評

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  • 先日〇〇年振りに読み終えた「未来からの恋人」(リンダ・ハワード)はSF物、本書は幽霊と会話をし、夢遊病となり、未来で起こる殺人の絵を描くスウィーニーが主人公。

    本書の初版は2002年1月20日、手元に置いてあったの2002年2月7日の第二版。
    初版から18日で第二版、いやはややはり人気作家。

    「未来からの恋人」では薄く感じられたラブロマンスの要素が本作ではかなり大胆に描かれていましたが、やはりリンダ・ハワードです。

    読み出したら止まりません(*^^*)


    <あらすじ>
    主人公は、ニューヨークで画家として暮らすスウィーニー。彼女は、自分の作品を扱う画廊のオーナーの夫であるリチャード・ワースと出会い、惹かれ合います。しかし、スウィーニーには誰にも言えない秘密があります。それは、一年前から不可解な超常現象を体験するようになったことです。ある夜、スウィーニーは夢遊病になって、自分が知らない殺人現場の絵を描いてしまいます。その絵が警察の捜査に関わり、スウィーニーは危険に巻き込まれていきます。リチャードは、スウィーニーを守るために、彼女の特殊な能力の秘密を探ろうとします。やがて、二人は過去に起きた悲劇と現在の事件の関係に気づきます。スウィーニーは、自分の能力の真相と、リチャードとの愛の行方を知ることができるのでしょうか?


    本の概要

    彼女の瞳に映るのは死。彼の瞳に映るのは愛。魅惑のロマンティック・サスペンス
    ニューヨークで孤独な暮らしを営む女流画家のスウィーニーは、自分がひとりの男性に惹かれていることを突然意識した。相手は野性的な魅力に溢れた大富豪。だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。それは一年前からさまざまな超常現象を体験するようになったことだ。しかもある夜、彼女は夢遊病にかかって一枚の絵を描く。そこに描かれていたのは、彼女が知らない間に発生した殺人事件の被害者の顔だった……。
    全米で大ベストセラーを記録した、リンダ・ハワードが贈る魅惑のロマンティック・サスペンス。

    • コルベットさん
      ヒボさん、おはようございます。またしても♡ この作品は読んだことありませんでしたが、あらすじを読ませていただいて、あー彼女らしいなと。それに...
      ヒボさん、おはようございます。またしても♡ この作品は読んだことありませんでしたが、あらすじを読ませていただいて、あー彼女らしいなと。それにしても18日で第二版はさすがですね♪
      2024/02/24
    • ヒボさん
      コルベットさん、おはようございます♪
      やっぱりリンダハワード好きです(*´ω`*)
      コルベットさん、おはようございます♪
      やっぱりリンダハワード好きです(*´ω`*)
      2024/02/24
  • 自宅待機中の片付けのはずが、なぜか読書になってしまいの再読。もう何度読んだかわからないけどこの作品大好きなんです。

    ちょっとパラノーマルというかファンタジー要素があり、人によっては不倫もので引く人もいると思うけど。でも相手の結婚は破綻してるし。

    ヒーローの陸軍あがりの投資家リチャードがいい!「心優しき乱暴者」なのです。心霊現象?霊感?で低体温になってしまうスウィーニーを抱きしめて温めるシーンが好きだな。

    サスペンスとして動きだすのは2/3を過ぎてからでそこからラストまであっという間です。

  • ★3.5

    霊感がある画家ヒロイン。
    突然夢遊病になり、記憶がないまま自分が殺人現場の絵を描いていたことがわかり…。

    ヒーローはヒロインがお世話になっている画廊経営者の夫で富豪。
    一応まだ結婚はしているけど、妻との関係は既に破綻しており離婚協議中。
    リンダヒーローにしては静の人なんだけど、その中にもヒロインへの想いの熱さというか、気持ちが伝わってきてよかった。

    ヒロインも弱々しいところがあって、強気ヒロインが多いロマンスなので珍しくて個人的にはこれくらいが好き。

    夢遊病のたびに低体温症になるヒロインの元に駆け付けて、あたためてあげるヒーローが素敵。

  • 幽霊が見える画家の主人公が、初めて恋に落ちる。相手は既婚者で離婚間近、とはいえまだ既婚者には変わりないので、気持ちを抑えようとするも難しく。それと同時進行で進化した能力にてんてこまい。結局あまり能力は役に立ってはいないですが、ハードな障害を乗り越えた二人が何とかくっつくお話です。

  • 画家のスウィーニーは、一年ほど前から様々な超常現象を体験するようになった。
    幽霊を見て、殺人現場の絵を描くようにもなった。
    そんなスウィーニーを支えようとする、リチャード。
    リチャードはスウィーニーが絵を委託している画廊の女主人キャンドラの夫だった。
    二人の行方は…。


    ロマンス小説で、既婚者の男がヒーローってのはもしかしたら初めて読むかもしれない。
    リチャードは良い人だったー!
    妻を裏切ったことがないし、スウィーニーを思いやって離婚が成立しないうちは、スウィーニーを抱こうとしないように気遣ってくれたし、誠実さが良かった~。
    とはいえ、イチャイチャはかなり熱くしてますけども。


    あんまり言うことはないけど、せっかく幽霊が見えるなら、もう少しストーリーの中でちょいちょい幽霊エピソードを入れても良かったかも。
    捜査官の親族が観えて、その人しか知らないようなこと言うとかさ。
    最後エピローグも、子供がいるとかどこに住んでるかとか、もうちょい様子を教えて欲しかった~。

    ☆は4つ。

  • 前半面白かったけど中盤失速 "夜を忘れたい" の方が断然良かった! にしても、あれが破れて妊娠(お下品でごめんなさい)って…いつの時代の話や(^_^;)

  • 不思議な能力を持つスウィーニーを取り巻く物語。ロマンティック・サスペンスって書いてあった通りだったけとまさかかなり際どい恋愛だとは思わなかったから展開がどうなるのか楽しみだった。まぁ被害者も犯人もだいたいの想像はついたからサスペンスという要素は弱いかも。

  • 主人公が絵描きであること、
    男性への執着がないこと、
    低体温症
    などなど自分と通じるものがある人だったから、本当に彼女の気持ちになって読めた。
    素敵な男性が現れて子宮がうずいたり、なんかドキドキする描写に本当にドキドキしていたら、あとがきを読んで作者リンダ・ハワードはハーレクインで書いていたようで、なんか納得。
    読み終わったら私も恋がはじまるんじゃないかと思ったりしたけど、どうでしょう

    ただ、幽霊が見えたり殺人事件を知らない間に絵に描いちゃうとか、実際のミステリーとしてはなんだかなぁあだけど、おもしろかったからまあいい。

  • オリジナル・タイトル「NOW YOU SEE HER」
    ヒロイン:パリス・サミル・スウィーニー31歳
    ヒーロー:リチャード・ワース39歳

    日本語のタイトル「黄昏に生まれたから」
    このタイトルになった意味が、最後の最後、エピローグであきらかになる。

    ヒロインとヒーローが出会った時、ヒーローはまだ既婚者だったことがひっかかる話始めだった。なんとなく、すっきりしない。ヤらなければ(お下劣な表現で、本当に申し訳ございません)熱い熱いKissは罪にならないものなんだろうか?それだけじゃないぞ。う~ん、ここがすっきりしない2人の始まりだった。しかも妻が殺されてから会った瞬間にあらら・・・。キャンドラに多少同情しました。

    ヒーローのリチャードは元レンジャー部隊出身だが、もっとその見せ場(アクション)が欲しかった。リンダのアクションの描き方は本当にドキドキハラハラで緊迫感がなんとも言えないから。

    スウィーニーの特殊能力、これも夢遊病で殺人の絵を描くだけでなく、幽霊と話をする事ができるのなら、キャンドラが亡くなった時、絶対幽霊になったキャンドラと会話があると思っていたけど、それもなく、カイが亡くなった時もカイの幽霊は出てこなかった。
    「夜を忘れたい」のヒロイン:マーリーみたいに突っ込みのできない特殊能力の人物だったら、もっと話がおもしろくなっていたかも・・・。

    しかし、この話も、それまで「君を守る、どんなことがあっても」なんて言っているヒーローを脇に置いといて、最後はヒロインが危機を乗り切る!これがリンダのヒロインの強さなんだな~。ヒーローに頼りきらないところは大好き!女はやはり強いのだ!
    それに、スウィーニーって名前、絶対スウィーティーという言葉を使うために文字って決めた名前だろ~???と思っちゃった!

  • リンダ・ハワード初めて読みました。
    サスペンスとしても面白く、爽快感もあり、官能的で、登場人物が全員魅力的。すごい世界でした。

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